税制改正でどう変わる?令和8年10月からのインボイス「経過措置延長」と段階的変更を分かりやすく解説!の画像

税制改正でどう変わる?令和8年10月からのインボイス「経過措置延長」と段階的変更を分かりやすく解説!

賃貸管理

大屋 ひかる

筆者 大屋 ひかる

不動産キャリア16年

人と家(不動産)をつなげます☆責任を重んじて頑張ります!!




皆様、こんにちは!オルテ地所開発の大屋です。
いつも戸田の街で温かいご愛顧をいただき、心より感謝申し上げます。

最近ニュースや新聞でよく見かける「インボイス制度」や「税制改正」という言葉。
正直なところ、「難しそうな言葉ばかりで、よく分からない…」「自分にも関係があるのかな?」と首をかしげてしまうオーナー様も多いのではないでしょうか。

難しい税金の制度も、ポイントを押さえることで「ご自身が今どう対応すべきか」がすっきりと見えてまいります。
今回は、令和8年10月からの見直し内容について、専門的な言葉をかみ砕きながら、皆様に寄り添って丁寧にご説明いたします。
「少し確認してみようかな」というお気持ちで、ぜひ最後までお読みいただけましたら幸いです。

なお、アパートやマンションなどの「住宅用賃貸」をメインに所有されているオーナー様の場合、賃料に消費税がかからないため、基本的にインボイス制度への対応や登録は不要ですのでご安心ください。一方で、店舗や事務所、駐車場などを貸されているオーナー様にとっては、所有物件の種類や現在の収支状況によって「対応すべきかどうかの最適な選択」が異なります。無理に登録を進めることが必ずしも正解とは限りません。

「仕入税額控除」って?インボイスの基本とオーナー様のリアルな声


日々多くのオーナー様とお話しする中で、よくご相談いただくのが「インボイス制度って、結局どう対応するのが正解なの?」というお悩みです。


「仕入税額控除」や「経過措置」といった専門用語が並ぶと、それだけで難しく感じてしまいますよね。簡単に言うと、仕入税額控除とは「売上にかかる消費税から、経費などで払った消費税を差し引いて納める仕組み」のことです。

店舗や事務所などを貸しているオーナー様の場合、借り手(テナント様)側から「インボイスを発行してほしい(そうしないと消費税の控除が受けられず、負担が増えてしまうため)」と求められる場面が出てきます。しかし、「手続きが複雑そう」「登録すると税負担が増えるのでは…」と不安を感じ、登録を躊躇されている方も少なくありません。

私たちとしても、大切な資産をお預かりする立場として、オーナー様が理解しきれていないまま不安を抱えられている状況をなんとか解消したいと常々考えておりました。

【朗報】令和8年度税制改正で「経過措置」が延長&段階的な見直しへ!


そんな中、今回の税制改正により、免税事業者からの仕入れでも一定額を控除できる「経過措置」の適用期限が延長され、急激な変化を防ぐために控除割合が段階的に見直される仕組みに変わりました。

令和8年10月1日からの控除割合スケジュール
これまでは急激に控除割合が下がる予定でしたが、以下のように見直されています。

〜令和8年9月30日まで: 80%控除

令和8年10月1日〜: 70%控除(※当初予定の50%から引き下げが緩和されました)

令和10年10月1日〜: 50%控除

令和12年10月1日〜: 30%控除

令和13年10月1日〜: 経過措置終了(控除なし)

この改正を知ったとき、私は思わず胸を撫でおろしました。
「令和8年10月1日からの急激な負担増が抑えられた今こそ、オーナー様にとってもじっくり今後の方針を検討できる絶好のチャンスになる!」と感じたからです。

詳しい制度の概要や改正の背景については、
でもご確認いただけます。

インボイス登録のメリットと、気になるデメリットの「安心ポイント」


今回の経過措置の見直しを機にインボイス登録を検討する場合のポイントを整理しました。一見「負担が増えそう」と感じるデメリットも、実はしっかりとした対策やそれ以上のメリットがあります!

1. 登録するメリット(入居者様の安心 = オーナー様の利益)
免税事業者のままだと、テナントとして借りている事業者様の税負担が徐々に増えてしまうため、最悪の場合は「退去」や「賃料減額の交渉」に繋がるリスクがあります。
インボイスを発行できる体制を整えることで、既存の入居者様に安心して長く借り続けていただけるだけでなく、新しいテナント募集時にも「選ばれやすい物件」としての強みになります。入居者様の安心が、巡り巡って安定した家賃収入というオーナー様の利益に直結するのです。

2. 気になるデメリットと、不安を解消する「2つの安心ポイント」
「消費税の納付や手続きの手間が増えるのでは…」という点が一番の心配事かと思います。しかし、以下のような軽減措置やサポート体制が整っています。

■税負担の軽減措置(2割特例など)
インボイス発行事業者となった免税事業者向けには、納める消費税額を大幅に抑えられる軽減措置(売上税額の2割に軽減するなど)が用意されているため、いきなり満額の負担になるわけではありません。

面倒な書類作成や事務手続きは、すべて弊社にお任せください

「請求書や領収証の発行、契約書類のやり取りなど、事務作業が大変そう…」というご不安も、どうぞご安心ください。オルテ地所開発では、大切な資産の管理状況を毎月の「収支明細報告書」で分かりやすくお届けするとともに、物件の契約に関わる書類や請求書・領収証の作成まで、オーナー様に代わって責任を持ってお引き受けいたします。煩わしい手間をおかけすることなく、安心して賃貸経営を続けていただけます。

「退去リスクを防ぎ、将来にわたって安定した賃貸経営を続けられる効果」は、一時的な手間や負担を大きく上回る大きなメリットになります。

地域の価値を高める、誠実な管理を目指して
制度の変化を正しく理解し、負担増が抑えられている今の時期に一歩を踏み出すことで、将来的な空室リスクを減らし、地域の賃貸市場においても魅力ある物件であり続けることができます。

私たちオルテ地所開発は、単に建物を管理するだけでなく、オーナー様と入居者様がどちらも笑顔でいられる「三方良し」の環境づくりを、ここ戸田の街で55年積み重ねてまいりました。難しい制度だからこそ、一緒に悩み、最適な道筋を探すパートナーでありたいと考えています。

【ご相談・お問い合わせ】
「自分の物件の場合はどうなんだろう?」「税理士さんに相談する前に、まずは話を聞いてみたい」など、どんな小さな疑問でも構いません。皆様の賃貸経営に寄り添い、丁寧にご案内いたします。



”賃貸管理”おすすめ記事

  • 入居者が退去を決める前に出している「小さなサイン」  ― 長期入居につなげる管理会社の役割 ―の画像

    入居者が退去を決める前に出している「小さなサイン」 ― 長期入居につなげる管理会社の役割 ―

    賃貸管理

  • 【戸田市の不動産オーナー様へ】賃貸管理から売却まで相談できるオルテ地所開発の画像

    【戸田市の不動産オーナー様へ】賃貸管理から売却まで相談できるオルテ地所開発

    賃貸管理

  • 【オーナー様へ】退去後のお部屋、そのままにしていませんか?の画像

    【オーナー様へ】退去後のお部屋、そのままにしていませんか?

    賃貸管理

  • 【空室対策】「任せたきり連絡がない…」と悩むオーナー様へ。私たちが大切にしていることの画像

    【空室対策】「任せたきり連絡がない…」と悩むオーナー様へ。私たちが大切にしていること

    賃貸管理

  • 【戸田市の賃貸管理】属人化から組織営業へ!大谷翔平選手のマンダラチャートで描く「管理品質向上」への挑戦の画像

    【戸田市の賃貸管理】属人化から組織営業へ!大谷翔平選手のマンダラチャートで描く「管理品質向上」への挑戦

    賃貸管理

  • 【オーナー様へ】災害後の物件確認、できていますか?の画像

    【オーナー様へ】災害後の物件確認、できていますか?

    賃貸管理

もっと見る