
【オーナー様へ】退去後のお部屋、そのままにしていませんか?

こんにちは!オルテ地所開発株式会社の内田です。
入居者様が退去されたあと、原状回復工事をすぐに行わず、そのままお部屋を空室にしていることはありませんか?
費用の準備が難しかったり、ご自身でリフォームをしようと考えていたりと、すぐに工事を行えない事情もあると思います。
しかし、退去後のお部屋を長期間そのままにしておくと、思わぬトラブルにつながることがあります。
今回は、実際に退去後のお部屋でカビが発生した事例をもとに、空室管理の大切さについてお話しします。
退去後のお部屋に大量のカビが発生!
実際に、入居者様が退去されたあと、内装工事を行わずにそのままになっていたお部屋で、大量のカビが発生したことがありました。
今回、原因の一つとなっていたのが、排水口にある「封水」の蒸発です。
封水とは、排水口や排水トラップにたまっている水のことで、下水管からの臭いや空気が室内に入り込むのを防ぐ役割があります。
長期間水が使われないと、この封水が蒸発してしまうことがあります。今回のケースでは、封水が蒸発したことで、配管内の湿気がお部屋に入り込み、カビの発生につながってしまいました。
そのまま放置していたら、修繕費用はどうなっていた?
今回はカビの発見が早かったため、幸いにも大がかりな交換や修繕には至らず、ルームクリーニングの範囲内で対応することができました。
カビの範囲や状態にもよりますが、専門クリーニングで対応できる段階であれば、費用を数万円程度に抑えられる場合があります。
しかし、もし発見が遅れ、カビが壁紙の裏や下地の石膏ボード、床材などにまで広がっていたらどうでしょうか。
表面のクリーニングだけでは対応できず、壁紙や床材の張り替え、下地の交換などが必要になる可能性があります。被害の範囲によっては、修繕費用が数十万円単位に膨らんでしまうことも考えられます。
さらに、修繕工事が必要になれば、その分、次の入居者様を迎えるまでに時間がかかってしまう可能性もあります。
このように、空室中の異常を早く発見することは、被害の拡大を防ぐだけでなく、余計な修繕費用や空室期間の長期化を防ぐことにもつながります。
すぐに工事ができなくても、空室の確認は大切です
退去後すぐに原状回復工事を行うことが難しい場合もあると思います。
費用を準備してから工事をしたい、ご自身でリフォームを進めたいなど、オーナー様それぞれにご事情があります。
ただ、工事をすぐに行わないことと、お部屋を確認せずに放置してしまうことは別です。
空室期間が長くなる場合は、室内の状態を定期的に確認し、カビや汚損の広がりがないかを把握することが大切です。また、排水トラップの封水が失われていないかなど、空室ならではの確認も重要になります。
私が感じたこと
今回の事例を通して改めて感じたのは、人が住んでいないお部屋でも、思わぬトラブルが発生することがあるということです。
今回はカビが発生してしまいましたが、早期に発見できたことで、クリーニングのみで対応することができました。
もし、そのまま気づかずに放置していたら、追加の修繕が必要になり、費用も時間も余計にかかっていたかもしれません。
すぐに工事ができない場合でも、まずはお部屋の状態を把握し、必要な対応を考えておくこと。それが、オーナー様の大切な資産を守ることにつながるのではないかと感じています。
オーナー様へお伝えしたいこと
退去後のお部屋は、次の入居者様を迎えるまでの大切な準備期間です。
・「費用が用意できてから工事をしよう」
・「自分でリフォームする予定だから、しばらくそのままにしておこう」
そのような場合でも、お部屋の状態確認まで後回しにしてしまわないことが大切です。
空室期間中も定期的に状態を確認し、異常があれば早めに対応することで、被害の拡大や余計な修繕費用を防げる可能性があります。
私たちオルテ地所開発株式会社では、オーナー様のご事情も踏まえながら、お部屋の状態に応じた管理や対応をご提案しています。
退去後のお部屋や、長期間空室になっているお部屋について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
オーナー様の大切な資産を守り、次の入居者様につなげられるよう、これからもサポートしてまいります。

