
その問い合わせ、実は“物件からのSOS”かもしれません

こんにちは。オルテ地所開発の辰巳です。
賃貸管理をしていると、入居者様からさまざまなお問い合わせをいただきます。
「エアコンの効きが悪いです」
「共用部の電気が切れています」
「最近、設備の調子が少しおかしいです」
こうしたお問い合わせは、私たち管理会社にとって日常的なものです。
ただ、実際に現場で対応していると、こうした「ちょっと気になる」という入居者様からの声が、物件の状態を知る大切なきっかけになることがあります!
今回は、実際に私が経験した出来事をご紹介します。
■ 「換気扇から変な音がする」と連絡がありました
ある物件で、入居者様から「換気扇から異音がする」というお問い合わせをいただきました。
そこで現地を確認してみると、換気扇は設置からちょうど10年ほど。
調べてみると、一般的にもそろそろ交換を検討する時期に入っており、今回の異音も経年劣化によるものと考えられました。
そこで、オーナー様へ今後の故障リスクなども含めて修繕のご提案をしたところ……
その直後、なんと別のお部屋からも「換気扇から同じような音がする」というお問い合わせが2~3件続きました。
「1件だけの不具合かな」と思っていたものが、実は同じ時期に設置された設備全体の経年劣化のサインだったというわけです。
こうしたことがあると、入居者様からの一つのお問い合わせを「その部屋だけの問題」として終わらせず、建物全体を見るきっかけにすることの大切さを感じます。
■ 「天井の色が変わってきた」が水漏れの発見に!?
もう一つ、印象に残っているのが「天井の色が少しくすんできた気がする」という入居者様からのご連絡です。
一見すると、生活していれば多少の汚れや色の変化はあるものです。
しかし、念のため現地を確認してみることにしました。
実際に確認してみると、単なる汚れではなく、水漏れが発生していることが分かりました。
もし「天井の色が少し変わっただけ」と判断して確認に行っていなければ、水漏れの発見がもっと遅れていた可能性もあります。
入居者様にとっては「ちょっと気になる」という程度の変化でも、管理する側からすると、早めに確認しておきたいサインであることがあります。
だからこそ、入居者様からいただく小さな声も、私たちは大切にしています。
■ オーナー様が知らない「物件の変化」を見逃さないために
オーナー様が物件を訪れる機会は、入居者様ほど多くありません。
一方、入居者様は毎日その部屋で生活しています。
そのため、「最近ちょっと音が変わった」「以前と少し違う気がする」といった変化は、入居者様の方が先に気づくこともあります。
私たち管理会社の役割は、単にお問い合わせを受けて修理をすることだけではありません。
いただいたお問い合わせをきっかけに、「ほかの部屋は大丈夫か」「建物全体で同じような劣化が進んでいないか」「今後、修繕が必要になる可能性はないか」と考えることも大切だと考えています。
オルテ地所開発では、日々の管理の中で入居者様からいただく声を、物件の状態を知るための情報としても活用し、必要に応じてオーナー様へ修繕や今後の対応についてご提案しています。
入居者様からの「ちょっと気になる」は、もしかすると物件からのSOSかもしれません。
その小さなサインを見逃さず、オーナー様の大切な資産を長く安心して運用していただけるよう、これからも日々の管理に取り組んでいきます。
「そういえば、最近うちの物件をしっかり見てもらっていないな」と思われたオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にオルテ地所開発までご相談ください。

