
ペット可、高齢者向け……「条件緩和」に踏み切る前に、大家様と管理会社が握るべきリスクの裏側

皆さま、こんにちは。オルテ地所開発の市ヶ谷です。
アパート経営をしていて空室が長引いてくると、さまざまな空室対策のアイデアが頭をよぎると思います。なかでも、リフォーム費用をかけずに反響を増やせる方法として、「ペット可への変更」や「高齢者・外国籍の方の受け入れ」といった、いわゆる「入居条件の緩和」を提案されることが多いのではないでしょうか。
インターネットのポータルサイトで検索される確率がグッと上がるため、一見すると「お金をかけずに部屋が埋まる、手軽で魅力的な特効薬」のように思えますよね。
1. 条件を緩めるなら、「管理体制」も同時に変えなければ失敗する
しかし、18年間、賃貸経営の最前線でトラブルの解決にも奔走してきた私から、オーナー様にどうしても事前にお伝えしておきたいことがあります。
それは、「募集の条件を緩めるなら、管理の体制も同時に変えなければ、確実に失敗する」ということです。
例えば、安易に「ペット可」に看板を掛け替えたとします。確かに一時的に部屋は埋まるかもしれませんが、事前の規約づくりや、既存の入居者様への配慮が不足していれば、後から「鳴き声がうるさい」「共有部が臭う」といったクレームが多発します。結果として、せっかく長く住んでくれていた優良な入居者様が愛想を尽かして退去してしまうという、最悪の「二次災害」が起きるのです。
また、退去時の敷金精算における、爪の傷や臭いの消臭費用のルール化が曖昧であれば、最後に大家様が多額の修繕費を被ることになり、「こんなことならペット可にしなければよかった」と後悔することになります。
2. メリットの裏にある「リアルな現場のトラブル」を想定する
また、社会的なニーズが高い「高齢者の方の受け入れ」についても同様です。
万が一の際の見守りシステムをどう導入するか。体調急変時のご親族や行政との緊急連絡体制をどう構築しておくか。そこまでセットで準備しておかなければ、大家様は心配で夜も安心して眠れなくなってしまいます。
条件を緩和すること自体は、時代の変化に合わせるという意味で決して悪いことではありません。むしろ、これからの戸田市周辺の賃貸マーケットにおいては、避けては通れない必要な視点です。
大切なのは、メリットだけでなく、現場で起きうるリアルなトラブルの裏側まで事前に想定し、私たち管理会社が黒子となって、先回りして動ける体制を作れているかどうかなのです。
3. 「ただ部屋を埋めるだけ」の会社と、私たちの決定的な違い
私たちは、ただポータルサイトの数字を動かして「一時的に部屋を埋めて終わり」にするような無責任な提案はいたしません。そのお部屋が埋まった後も、大家様の賃貸経営がずっと穏やかに、そして安心して続いていくための「リスク管理の仕組み」を、まずは大家様と一緒に徹底的に作り込みます。
リスクを正しくコントロールしてこその、本当の満室経営であり、オーナー様の長期的な利益に繋がると信じているからです。
「うちの物件も、ペット可にしたら本当に人は入るのだろうか?」
「高齢者の方を受け入れたい気持ちはあるけれど、万が一のことを考えるとやっぱり一歩が踏み出せない……」
そうやって一人で悩み、募集条件を据え置いたまま、大切な物件を何ヶ月も空室にしておくことこそが、実はアパート経営における最大の機会損失(リスク)です。
4. メリットもリスクも包み隠さずお話しします
条件を緩めるべきか、それとも他に埋める方法があるのか。その答えは、物件の構造や地域のニーズによってすべて異なります。だからこそ、まずは私たち管理会社にその不安をすべてぶつけてください。
これまで18年、現場のあらゆるトラブルと向き合い、解決してきた私が、メリットだけでなく「起こりうるリスクとその具体的な防ぎ方」まで包み隠さずお話しします。大家様が100%納得し、安心して「よし、これでいこう」と思える作戦を、一緒に組み立てていきましょう。
将来の選択肢を、今のうちに一緒に整理していきませんか?
創業55年、地域に根ざしたオルテ地所開発が、皆様の賃貸経営を全力でサポートいたします。お悩みやご不安は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

