
古い権利証と一緒に眠っている、先代の「想い」を形にするということ
皆さま、こんにちは。オルテ地所開発の市ヶ谷和親(いちがや かずたか)です。
相続のご相談をいただく際、ご自宅の金庫や引き出しの奥から、茶色く色あせた古い権利証や、手書きの図面が出てくることがあります。今の登記識別情報のようなスマートなものではなく、和紙のような質感に独特の重みがある、あの「権利証」です。
不動産の管理・運用の現場に18年携わってきた私にとって、こうした古い書類を一つひとつ整理する時間は、単なる事務作業ではありません。それは、先代がどれほどの苦労をしてその土地を守り、家族を養ってこられたのかという「歴史」を紐解く、とても大切な時間だと感じています。
「父は、このアパートを建てる時に何度も銀行へ通って、何度も断られても諦めなかったよ」
「この土地を広げるために、隣の方と何年も、それこそ何十年も話し合っていたな」
書類を手に取ったオーナー様から漏れるこうした言葉には、数字や登記簿には載らない、血の通った重みがあります。一筆の土地、一棟の建物には、必ずそこに関わった人の汗と涙の物語があります。
相続対策というと、どうしても節税や法務といった「テクニック」ばかりに目が行きがちです。しかし、本当に大切なのは、その土地に込められた先代の想いを、次の世代へどう引き継ぐかではないでしょうか。想いが置き去りにされた対策は、どんなに数字が完璧でも、後に家族の不和を招くことがあります。
古い図面の一枚一枚を丁寧に整理し、複雑になった権利関係を整える。それは、家族の絆を再確認し、未来へ繋ぐバトンを磨き上げる作業でもあります。私はその作業の横で、プロとして、そして一人の人間として、その歴史に敬意を払いながら並走したいと考えています。
もし、お手元にどう扱っていいか分からない古い書類や、整理がつかないままの資料がありましたら、ぜひ一緒に見せてください。その中に眠っている大切な想いを、次の世代が誇りを持って引き継げる「形」にするお手伝いをいたします。
将来の選択肢を、今のうちに一緒に整理していきましょう。
相続や不動産に関する小さなお悩みやご不安は, どうぞお気軽にオルテ地所開発までお問い合わせください。


