
「うちには昔からの顧問税理士さんがいるから大丈夫」……本当にそうですか? 現場を知るプロが伝える、税務と不動産実務の正しい組み合わせ方

皆さま、こんにちは。オルテ地所開発の市ヶ谷です。
地主様や大家様のご自宅を訪問させていただく際、将来の相続や土地活用のお話になると、よくこのようなお答えをいただきます。
「うちには、先代の父の代から何十年もお世話になっている信頼できる顧問税理士さんがいるから、相続のことも全部お任せしてあるよ。だから大丈夫。」
長年、確定申告や会社の決算を支えてくださっている先生への強い信頼。それ自体は本当に素晴らしいことですし、素晴らしい関係性だと思います。
しかし、数多くの相続や不動産実務の最前線に立ち続けてきた私から見ると、「税理士にお任せしているから100%安心」と思い込んでしまうことに、実は大きな盲点が潜んでいるケースが多々あるのです。
「税務のプロ」と「不動産・家族実務のプロ」は違う
税理士方は、税法の専門家であり、計算や申告のプロフェッショナルです。しかし、一口に「税理士」と言っても、医者に外科や内科があるように、日々の法人税・所得税が得意な税理士もいれば、相続税(資産税)が得意な税理士もいらっしゃいます。
さらに重要なのは、税理士は「税金を正しく計算し、節税案を出す専門家」であって、以下のような「現場のリアルな不動産実務」や「ご家族の感情面の調整」までを直接引き受けるわけではない、という点です。
- ✔ 残された不動産を、将来誰がどのように維持・管理していくのか
- ✔ どの土地を売り、どの土地を残せば、次の世代のキャッシュフローが残るのか
- ✔ 家族それぞれの本音や温度差をどう埋め、全員が納得する遺産分割(家族会議)をするか
「節税のために言われるがまま新しいアパートを建てたけれど、数年後に空室だらけになり経営が苦しくなった」「税金は安くなったけれど、不動産の分け方を巡って兄弟が揉めてしまった」……。私は現場で、そうした「数字の上では成功したけれど、経営と家族関係では失敗してしまった」悲しい事例を何度も見てきました。
私たちの役割は、税理士を排除することではない
「じゃあ、顧問税理士さんを変えなきゃいけないの?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
私たちオルテ地所開発の役割は、大家様と顧問税理士、さらには司法書士や弁護士といった各専門家の間に立ち、全体をひとつにまとめる「コーディネーター(指揮者)」です。
長年大家様を支えてこられた顧問税理士の専門性を最大限に引き出し、そこに私たちが持つ「泥臭い不動産管理・運用の現場ノウハウ」と「家族会議のファシリテーション」を掛け合わせる。そうすることで、単なる計算にとどまらない、ご家族の想いに寄り添ったオーダーメイドの相続ストーリーが完成します。
専門家がバラバラに動くのではなく、チームとして一体になること。
税務の視点 ✕ 不動産現場の視点 ✕ 家族の想い = 「1+1=3」の安心を生み出す。
これこそが、私たちが目指す真の「三方良し」の相続コンサルティングです。
信頼できる税理士がいらっしゃるからこそ、その税理士と一緒に「現場の不動産とご家族の未来」について深い話し合いができる環境を整える。それが、大家様にとって最もリスクが少なく、最も安心できる進め方なのです。
「木を見て森を見ず」の対策にならないために
相続対策は、「税金を下げること(相続税対策)」がゴールではありません。一番大切なのは、「家族がいつまでも仲良く(遺産分割対策)」、「引き継いだ子供たちが納税で困らない(納税資金対策)」ことです。
「顧問税理士さんに相談しているけれど、不動産の現場のことはあまり詳しくなさそうだな……」
「税金の話だけでなく、家族みんなでこれからの方向性を話し合う『家族会議』をひらいてみたい」
そんなお気持ちが少しでもありましたら、ぜひ一度、私にご相談ください。今の税理士とのご関係を何より大切にしながら、不動産と相続のプロとしての「もう一つの安心の視点」を、一緒にお届けさせていただきます。
将来の選択肢を、今のうちに一緒に整理していきましょう。
相続や不動産に関する小さなお悩みやご不安は、
どうぞお気軽にオルテ地所開発までお問い合わせください。

