
空室が埋まらないのは「古さ」のせいだけではありません。現場を歩くプロが見る、入居者に選ばれる物件の共通点
皆さま、こんにちは。オルテ地所開発の市ヶ谷和親(いちがや かずたか)です。
アパート経営において、大家様が最も頭を悩ませるのは、やはり「空室」ではないでしょうか。「建物が古くなってきたから仕方ない」「家賃を下げないと決まらないのかな」……。空室が続くと、どうしてもそんな弱気な考えが浮かんでしまうものです。
しかし、私は18年間の現場経験を通じて、築年数が経っていてもすぐに埋まる物件と、新しくても苦戦する物件の両方を数多く見てきました。その差は、実は「家賃の安さ」や「新しさ」だけにあるのではありません。
■「住む人の視点」が現場に落ちているか
空室が長引いているお部屋にお邪魔すると、共通して感じる「独特の空気感」があります。
例えば、
●共用部のポストにチラシが溢れたままになっている
●エントランスの照明が一つ切れたまま、数日間放置されている
●お部屋の窓枠やサッシの隙間に、うっすらと埃が溜まっている
これらは一つひとつは小さなことです。しかし、内見に来た入居希望者様は、こうした細かな「管理の質」を直感的に感じ取ります。「ここは大切にされていないな」「もしトラブルが起きても、すぐ対応してくれないかも」という不安が、最後の一歩を躊躇させてしまうのです。
逆に、古い物件でもパッと決まる部屋は、大家様や私たちが「誰かに住んでもらう準備」を、現場で丁寧に行っているという独特の清潔感と安心感があります。
■「今の入居者」が求めている一歩先の工夫
もちろん、今の時代に合わせた「攻めの工夫」も欠かせません。
最近、私が担当した築30年の物件では、家賃を下げる代わりに「インターネット無料化」の導入と、一部の壁紙を落ち着いた色味のアクセントクロスに変えることをご提案しました。
結果として、家賃を維持したまま、内見からわずか数日で申し込みが入りました。大切なのは、大がかりなリフォームをすることではなく、管理会社である私たちと相談しながら「今、このエリアで部屋を探している人が、何を不便に感じているか」を正確に把握し、ピンポイントで手を打つことです。
■管理会社と作る「満室」へのチームワーク
空室対策は、大家様一人が頑張るものではありません。
現場を頻繁に回っている私たちが、内見に来た方のリアルな反応をフィードバックし、それを受けた大家様が「じゃあ、ここを少し直してみようか」と決断する。このスピーディーな連携こそが、空室期間を最短にする最大の武器です。
私たちは、ただ募集看板を出すだけの会社ではありません。大家様と同じ目線で現場に立ち、「どうすればこの部屋に明かりを灯せるか」を泥臭く考え抜くパートナーでありたいと考えています。
「なかなか空室が埋まらない」「今の対策が正しいのか不安だ」
そんな時は、ぜひ一度私に現場を見せてください。18年の経験に基づいた、客観的な「入居者目線」でのアドバイスをさせていただきます。
将来の選択肢を、今のうちに一緒に整理していきましょう。
相続や不動産に関する小さなお悩みやご不安は、どうぞお気軽にオルテ地所開発までお問い合わせください。


