
境界ブロックの共有は解消すべき?現場で学んだ判断の考え方

こんにちは。
オルテ地所開発コンサルティング事業部の太田です。
ご所有の土地の境界にあるブロック塀が、隣地の方と「共有」になっていることはありませんか。
普段はあまり意識されない部分かもしれませんが、実はこの「共有」が、
将来の売却や相続のタイミングで思わぬ影響を与えることがあります。
■実際にあったケース
先日、とある、土地・建物の売却に向けて測量を行った際に、
隣地との境界のブロック塀が共有になっていることが分かりました。
私は当初、
「共有は解消しておいた方が良いのではないか」と考えました。
入社して3か月、日々学んでいく中で、
共有はトラブルにつながりやすいと教わっていたため、共有の状態であることが
この土地を買うことへの懸念点になるのではと思ったからです。
■なぜ共有はトラブルにつながりやすいのか
共有の状態では、将来的にこのようなことが起こる可能性があります。
・お隣の方が高齢になり意思確認が難しくなる
・相続が発生し、所有者が複数人になる
・新しい所有者との関係性によって話し合いが難しくなる
このように、時間の経過とともに状況が変わり、合意形成が難しくなるケースも
少なくありません。
■必ず共有を解消しなければいけないのか
ですが、社内で検討を重ねる中で、
「必ずしも共有を解消する必要はないのではないか」という意見がありました。
今回の土地は3方向に接道しており、将来どこを出入口として使うかも分からない状態でした。
つまり、次にこの土地を購入される方が、どのように使うかによっては、
共有のままでも問題にならない可能性もあるということです。
この考えを聞いたとき、
「共有=必ず解消すべき」という一つの見方だけで判断するのではなく、
その土地の使われ方まで考えることの大切さを学びました。
■オルテ地所開発の考え方
不動産は一つとして同じものがなく、状況によって最適な判断は変わります。
私たちは、こうすべきという一つの正解を当てはめるのではなく、
「その不動産が今後どのように使われるのか」、「お客様にとってどの選択が最も良いのか」
を考えながら判断していきます。
また、「別の可能性はないか」、「将来トラブルになる可能性はないか」
といった点も含めて、事前に調査・検討を行いながら、
一つ一つ丁寧に進めていくことを大切にしています。
■ご所有の土地は大丈夫でしょうか
今回のようなケースは、特別なものではありません。
実際には、
・境界のブロック塀が共有になっている
・土地の一部が共有になっている
・昔からの取り決めがそのままになっている
といった状態のままになっている土地も少なくありません。
そして、その状況が「売却」「建て替え」「相続」
といったタイミングで、初めて問題として表面化することもあります。
■最後に
「自分の土地は大丈夫だろうか」
そう感じられた方は、一度状況を確認してみることも大切です。
・共有になっている土地
・隣地との境界ブロックが共有になっている土地
・昔からの境界の取り決めがそのままになっている土地
・将来の売却や相続について少し気になっている土地
このような不動産について気になることがありましたら、ぜひ一度オルテ地所開発にご相談ください。
お客様のご意向に寄り添いながら、一緒により良い方法を考えていければと思います。

