
身をもって体験した金利上昇 ~あなたの返済額、本当に把握していますか?~
いつもオルテ地所開発株式会社のブログをご覧いただきありがとうございます。
コンサルティング事業部の村越です。
最近、「金利が上昇している」というニュースを目にする機会が増えています。
ただ、その話を聞いたとき、
「自分にはまだ関係ない」
「そこまで影響はないだろう」
そう思っていないでしょうか。
もしそうであれば、少し注意が必要です。
なぜなら、
金利の影響は“気づかないうちに返済額へ反映されている”からです。
■すでに起きている「想定外の未引落」
最近増えているのが、
・いつも通り入金しているのに引落がされていない
・金融機関から突然連絡が来る
といったケースです。
原因はシンプルで、
「返済額が増えていることに気づいていない」というものです。
住宅ローンやアパートローンは、
金利の見直しに伴い返済額が変更されることがあります。
しかしその通知は、
・郵送物で届くだけ
・自分から確認しない限り気づけない
という性質があります。
つまり、
“知らないうちに条件が変わっている”状態が普通に起こるということです。
■これは誰にでも起こる“構造的リスク”
この問題は、特定の人だけに起きているわけではありません。
むしろ、
「誰でも同じ状態になり得る仕組み」です。
・金利は自動的に変わる
・返済額も自動的に変わる
・しかし確認は自己責任
この構造の中では、
「気づいた人だけが対処できる」状態になっています。
■金利上昇が与える現実的なインパクト
例えば、
【住宅ローン】 借入:3,000万円/35年
・金利0.7% → 約80,000円
・金利1.2% → 約87,000円
→ 月間約7,000円増(年間約84,000円増)
【収益物件】 借入:8,000万円/30年
・金利1.5% → 約276,000円
・金利2.5% → 約316,000円
→ 月間約40,000円増(年間約480,000円増)
この差は、
時間とともに確実に効いてきます。
■大家業では「気づいた時には遅い」こともある
住宅ローンであれば、まだコントロールが効くケースもあります。
しかし、大家業の場合は別です。
・空室が出る
・修繕が重なる
・税金の支払いが来る
そこに、
返済額の増加(固定費の上昇)が重なると、
・黒字のつもりが実は赤字
・手元資金が残らない
・修繕を先送りするしかない
といった状態に陥ります。
さらに厄介なのは、
気づいた時には、すでに調整が効かない状態になっていることです。
■こんな状態になっていませんか?
・返済額は「最初のまま」だと思っている
・通帳残高だけ見て安心している
・金融機関からの郵送物をしっかり確認していない
ひとつでも当てはまる場合、
すでにズレが発生している可能性があります。
■今、確認すべきこと
最低限、以下はすぐに確認してみてください。
・現在の借入金利
・毎月の返済額(直近の金額)
・直近で変更が入っていないか
そしてもう一歩踏み込んで、
「金利がさらに上がった場合でも耐えられるか」ここまで見ておくことが重要です。
■最後に
金利上昇は、これからの話ではありません。
すでに始まっており、静かに影響が出ています。
そしてその影響は、
“把握している人”と“していない人”で大きな差になります。
もし、
・今の返済額が正確に分からない
・借入条件が適正か判断できない
・この先の金利上昇に不安がある
という場合は、一度現状を整理するだけでも状況は大きく変わります。
「大丈夫かどうかの確認」だけでも構いません。
資金計画や借入の見直しについては、オルテ地所開発(株)までお気軽にご相談ください。


