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隣地との関係性

売買

種市 直哉

筆者 種市 直哉

お客様の人生をより華やかにしていけるよう、最高の物件探しをサポートさせていただきます!



不動産の売却に限った話ではありませんが、隣地との関係性は非常に重要です。
当社オルテ地所開発㈱が今まで経験してきた隣地トラブルが原因で売却が難しくなったケースとして下記が挙げられます。

①境界線
隣地との境界線の認識が異なっていたり、曖昧になっているケースです。隣地との境界は、自分の土地がどこまでかを示す指標となり、境界線が明確に定まっていなければ、敷地がどこまでといった問題や越境物の判断がつきにくく、買い手側からするとトラブルが起きそうで、購入を見送ってしまう要因になります。
また、境界が未確定の物件は、住宅ローン審査が通りにくい傾向にあります。理由として、金融機関側は、きちんと境界明示できない=トラブルを抱えているのではないかと資産価値が低く見られ、担保にできない傾向にあるからです。住宅の購入を検討している人の多くは住宅ローンを組む前提であるため、売買取引が成立しなくなります。

②騒音
マンション、アパートなどの共同住宅で起こることが多いです。足音であったり、話し声など上下左右の居住者と近いからこそ起きやすいです。個人的に新型コロナウィルスの影響があった2020年以降、社会的に在宅ワークが増えたことで家で仕事をしたり、在宅時間が多くなったことが、騒音問題の増えてきている要因の一つではないのかと感じます。当社の管理会社としての実務においても、騒音に関する問い合わせやクレームが年々増えている傾向にあります。隣地(隣接の部屋)に騒音問題のある家を購入することは避けたいところです。

③ごみ
衛生面はもちろん、見た目や臭いなど心理的影響も大きいため、避けたいトラブルです。日常生活でごみの異臭がするのは、想像するだけでストレスになりますね。所謂ごみ屋敷のようなものがあったら、その隣地の家を買いたいと思う人はいるでしょうか?

上記のようなケースが原因で長期間買い手が見つからないことや、仮に買い手が見つかったとしても、当初の想定よりも売却価格が下がってしまうことがあります。
また、隣地問題を抱えた不動産を売却する場合、売主側が買主側に告知義務があり、もし告知を怠ってしまうと、取引完了後に買主側から「こんな問題があるなんて知らなかった」「知っていたら購入しなかった」などとクレームが生じ、結果的に契約の解除損害賠償の請求などの契約不適合責任(リンク貼る)に問われてしまいます。それでは売主も買主もハッピーじゃなくなってしまいます…

上記のようなトラブルを抱えて不動産の売却を検討する場合、あなたならどうやって不動産会社を探しますか? 今やコンビニよりも多い不動産会社が存在しており、どこに頼めばいいかわからない人も多いはずです。また、こうしたトラブルを抱えた不動産の売却を得意にしていない不動産会社も存在しています。

オルテ地所開発㈱は、戸田市を中心とした不動産の売却に豊富な実績があります。過去の事例を踏まえた詳細な調査を行い、トラブルを未前に防ぐアドバイス、隣地との交渉、売主様が気付かない不動産の問題発見、などのサポートを行い、安心安全に取引ができるよう最善を尽くすことをお約束します。
隣地とのトラブルがあり解決できない、隣地とトラブルになる可能性ある、といった状況にあるお客様がいらっしゃいましたら、是非オルテ地所開発㈱までお問い合わせください。


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