住宅ローン控除の申告を忘れていませんか!?
所定の条件に該当する住宅を購入した場合に、必要事項を記載した確定申告書などの書類を添付し、納税地(原則として住所地)の所轄税務署長に提出することで、一定の控除額が年末調整の際に還付される仕組みです。
対象物件のイメージとして、新築のマンションや戸建てはもちろん、築40年未満・50㎡以上の専有面積があれば中古物件でも適用される可能性があるので、大部分の物件が該当することになります。
先日、数年前に住宅の購入をお手伝いしたお客様から連絡があり、住宅ローン控除の申請を行うことを失念していたのでどうすればよいかという相談でした。
私もこうしたケースは初めてでしたので調べてみると、後からでも住宅ローン控除の申請が可能なことが分かりました。税務署に確認したところ、上記のケースでも当初申請するべき年の5年以内であれば、所定の手続きを行うことで住宅ローン控除が適用になるということです。
個人的には税務署の対応は非常にドライなところがあるため、一度機会を逃したら終わりと思っていたのですが、こうした救済措置があることは意外でした。
必要書類や手続きなどの詳細は下記国税庁ホームページをご参照ください。なお、戸田市を管轄する西川口税務署によると、申請の際は事前予約が必要とのことですので、いきなり訪問しないようご注意ください。
当社は税の専門家ではないため、上記は全てこちらで確認した内容になります。気になる人はこちらにお問い合わせください。
国税相談専用ダイヤル:0570-00-5901
住宅ローン控除に関して、税制改正により年々控除率は減少していますが、それでもなお非常に有益な制度であることは変わりません。もし申請を忘れているのであれば、上記に問い合わせしてみてください。還付があるかもしれません。