法改正と税改正は頻繁に
私たちの生活に関わる法律や税制は同じものではなく、頻繁に変更されます。
一例として、国民の生命・身体を守るため、危険な盛土等を全国一律の基準で包括的に規制する「宅地造成等規制法の一部を改正する法律」が令和4年5月27日に公布され、令和5年5月26日から改正後の「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称:盛土規制法)が施行されました。
令和3年7月に静岡県熱海市で発生した盛土崩壊による土石流の発生がきっかけとなっています。戸田市ではこの法律の対象となる地域は無く、あまり一般的なものではありませんが、皆様はご存じでしたか?
(恥ずかしながら私は知りませんでした。。。)
法律や税制は同じものではなく常に変わるものです。今までの法律では建物を建築できたのに、次の法律では建築できないということも十分にあり得ます。
また、不動産に関わる税制も変わっています(令和5年度税制改正)。平成27年1月1日より、これまで18歳以上の者が直系尊属(父母や祖父母)である者から自分の住宅の取得のために金銭の贈与を受けた場合、500万円もしくは1,000万円までの非課税枠の特例があります。景気への影響が大きいため、この特例の延長措置が続いていましたが、今年の税制改正では延長がなく、令和5年12月31日まで、つまり今年の年末で特例が終了することになりました。住宅購入を検討しており、ご両親から資金援助が期待できる方はお急ぎください。
法律や税制について、日常的に関わりの無い方が変更を追っていくことは大変です。
オルテ地所開発㈱は不動産のプロとして関連する法律や税制を常に把握し、お客様へ適切なサポート・アドバイスを提供します。不動産の売却や購入の際に安心して取引ができますので、こうした法律や税制にご不安な方は是非当社までお声がけください。