【オルテ相続コラム②】 ~相続のお困りごとは相続コンサルタントへ~
相続や相続対策と聞いて何を思い浮かべますか。
◇手続きの仕方がわからない
◇相続税がかかるのか
◇不動産登記は必要なのか
◇遺産分割協議って何
◇遺留分とは
◇何をしていいかもわからない
様々なことが想像できますが、こうした悩みをあなただったら誰に相談しますか。
一般的には、相続=相続税と捉えることが多いため、税理士に相談するケースが多いような気がします。確定申告や税に関する各種相談など、懇意にしている税理士が身近にいるのであれば相談しやすいでしょう。
しかし、税理士は税の専門家であり、相続や相続対策の専門家であるかはわかりません。経験則として、相続に強い税理士は100人中数人程度と思われます。それだけ難しい分野であり、お客様自身で見極めが必要になってきます。
同じことは弁護士や司法書士といった士業に対しても言えます。各士業には得意分野というものがあります。わかりやすい例として、医者と言っても内科や外科、皮膚科など診療科目は幅広く、医者であれば全て対応できることは無いはずです。
では誰に相談すればいいかという問いに絶対的な正解はありませんが、敢えてお伝えするのであれば、相続に詳しい人=相続コンサルタントになります。
相続コンサルタントは、お客様から相続に関する悩み・不安を聞き出し、顕在的な問題のみならず潜在的な問題を提示して、一緒に解決策を考えてくれる存在です。そのためには、お客様のプライベートなことを聞く必要があり、言いづらいこと・聞かれたくないこともあるかもしれません。しかし、お客様を守ることを使命とする我々相続コンサルタントはこうしたヒアリングを必ず行います。
相続コンサルタントには特定の資格があるわけではないので、基本的には”自称”でなれることができます。現在、インターネットで「相続コンサルタント」というキーワードで調べてみると、非常に多くの情報が出てきます。それらのホームページは非常に上手く構成されているため、なんとなく信頼できるような気がしますが、彼らが相続に詳しいかどうかを判断するのはその人ではありません。お客様です。
あなたが自分の相続対策を行う際、実際会ってみてその人に様々な疑問を投げかけてみて、適切な回答があるかどうか、良いことだけではなく悪いことも含めてアドバイスしてくれるなど、その人が信頼できると感じたのであればその人に任せてみてもいいかもしれません。
もし、よくわからない・信頼できないと感じたのであれば違う人を探してみましょう。仮にこれまであなたとお付き合いがあった人であっても例外ではありません。なぜなら、自分自身の相続対策をするのは一度しかありません。その一度をこれまでの関係性を重視して決めてしまうのはナンセンスです。それによって影響があるのはあなたではなく相続人(配偶者や子供など)になります。相続人が困らないようにするのが相続対策です。人的関係ではなく、相続対策を任せることができるだけの信頼を置ける人なのかを考えてください。
また、相続の問題を全て相続コンサルタントが解決できるものではありません。遺産分割であれば弁護士、不動産の登記が関わるのであれば司法書士、相続税の申告が必要であれば税理士といったように、お客様の問題を相続コンサルタントが理解し、適切な専門家に割り振るのが相続コンサルタントの役割です。そのため、限定的ではなく、幅広い知識・経験が求められています。
オルテ地所開発㈱では、相続に関する知識を有し、相続案件を数多く経験した相続コンサルタントが在籍しています。また、当社だけではなく、相続分野に強みを持つ弁護士、司法書士、税理士等の各士業とタッグを組み、お客様に対して最善のご提案を行う体制を整えております。このブログをきっかけに、最初の一歩を踏み出してみませんか。