中古物件をフルリノベーションする際に気になる費用やメリットとは?
近年では中古物件を購入し、フルリノベーション後に住む方が多くいらっしゃいます。
中古物件を購入する理由は「条件と合う土地が見つからない」「新築戸建て住宅を購入すると予算をオーバーする」などさまざまです。
今回は、フルリノベーションとはなにか、気になる費用とメリットをご紹介します。
中古物件のフルリノベーションとはなに?
そもそもフルリノベーションとは、壁や柱など構造上問題ないものを壊しスケルトン状態にしたうえで、新たな間取りを造り出すことです。
リフォームとの違いは、中古物件の価値を上げる修繕なのか、一部修繕するかです。
また、フルリノベーション以外に似た言葉で「リノベーション」があります。
言葉の意味合いは、内装を一部壊すのか、全体を壊して、中古物件の価値を一部上げるのか、全体上げるのかが違います。
ただし、フルリノベーションをしたからといってすべて希望の間取りが実現できるわけではありません。
中古物件をフルリノベーションするメリットとは?
1つ目は、希望の立地物件が見つかる可能性がある点です。
新築物件を建てる際には、一般的に土地探しから始まります。
「日当たり」はもちろん、「敷地の広さ」「小学校までの距離」などさまざまな条件を持っている方が多くいますが、それに合った土地はなかなか見つかりません。
中古物件を視野にいれることで、好立地物件を得られるケースがあるでしょう。
2つ目は、資金が抑えられる可能性がある点です。
土地は、立地や形状が整っているほど売買価格が高い可能性が考えられます。
そのため、建物代金と土地の購入代金を合わせると予算オーバーになるリスクが考えられます。
3つ目は、固定資産税が抑えられる点です。
新築と中古物件を比較すると建物の価値は新築のほうが高いと言えます。
デメリットは、2つです。
1つ目は、希望の間取りが実現できるのかがあいまいなことです。
要望の間取りが実現できるのか確認しなければ、購入後に発覚するリスクもあります。
2つ目は、住宅ローンが利用できず、金利が高いフリーローンやリフォームローンを利用する必要がある点です。
水回りなどの移動は、配管工事が必要になるケースもあるため高額な費用が発生する可能性が考えられます。
中古物件をフルリノベーションした際の費用はいくら?
フルリノベーションでかかる費用は、中古一戸建て住宅で500〜2,000万円、中古マンションで300〜1,000万円が相場と言われています。
一部修繕するリフォームと比較すると上限が高い傾向です。
また、部屋数が多い構造や水回りの移動など大規模な工事をする場合は高額な費用がかかるケースがあるため注意しましょう。
どこまでフルリノベーションをするかにより費用は異なるため、あくまでも上記価格は目安です。
そのため、フルリノベーションをおこなう際には、複数の施工会社へ見積もりを依頼することがおすすめと言えます。
まとめ
中古物件をフルリノベーションする際のメリットは、予算が抑えられる点や好立地物件が見つかる可能性がある点です。
デメリットは、理想の間取りが実現できないケースや住宅ローンが利用できないため、金利が高くなります。
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