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不動産語録 囲い込み

村越 康平

筆者 村越 康平

不動産キャリア2年

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■囲い込みとは


売却物件の仲介を依頼された不動産会社の収入源は仲介手数料です。その仲介手数料を売主と買主の双方(※両手仲介)からもらうため、不動産会社が売却物件を自社で抱え込み、ほかの不動産会社に紹介しないことを言います。
※両手仲介とは、売買の依頼を受け、相手(顧客)を他の不動産会社を介さずして見つけた場合、依頼者と相手(顧客)の双方から仲介手数料をもらうことを示します。


■囲い込みへの対策


囲い込みが行われる可能性があるのは、『専属専任媒介契約』『専任媒介契約』です。一般媒介契約ではほとんど行われないと言われています。

売却依頼してから最初の1ヶ月にきた問い合わせが0件であったり、しきりに値下げの話を持ち掛けられたりする場合は、囲い込みされている可能性が高いと言えるので注意が必要です。
もし、上記のようなことを持ち掛けられた場合は、他の不動産会社を通して物件が募集されているかどうか確認してみましょう。

万が一、囲い込みをされていた場合、売却を依頼している不動産会社を見直す必要があります。
また本当に問い合わせ件数が少ない場合は、他の理由(売り出し価格が高すぎるなど)が考えられるため、早めに対策することが望ましいです。