
退去時の修繕は「直すだけ」ではもったいない ― 需要に合わせた設備提案 ―

〇退去時は「次の入居」を左右する重要なタイミング
退去のタイミングで、多くのオーナー様が「原状回復をして、できるだけ早く次の入居者を決めたい」とお考えになると思います。しかし実は、退去時の修繕こそが、空室対策と物件の価値向上を同時に行える重要なタイミングでもあります。
単に壊れた部分を直すだけでなく、現在の賃貸需要に合わせた設備や仕様を取り入れることで、次の入居が大きく変わるケースは少なくありません。
〇「とりあえず元に戻す」修繕が招く機会損失
よくあるのが、
・クロスを張り替える
・床を補修する
・設備は古くてもそのまま
といった、最低限の原状回復だけで募集を再開してしまうケースです。
もちろん、修繕コストを抑えたいお気持ちはもっともです。
ただ、周辺物件の設備や入居者ニーズが変化している中で、以前と同じ状態に戻すだけでは「選ばれにくい物件」になってしまうこともあります。
その結果、
・空室期間が長引く
・家賃を下げざるを得ない
・内見は入るが決まらない といった悪循環につながることも少なくありません。
〇退去時に検討したい「具体的な設備改善例」
退去時の修繕に合わせて、比較的導入しやすく、入居者からの反応が良い設備には次のようなものがあります。
・モニター付きインターホン。
近年は単身者や女性の入居希望者を中心に、防犯面を重視する方が増えています。後付けが可能なケースも多く、費用対効果の高い設備のひとつです。
・独立洗面台
特に築年数が経過した物件では、洗面台が古い、もしくは使い勝手が悪いことで敬遠されることがあります。退去時に交換や新設を検討することで、内見時の印象が大きく変わります。
・エアコンの交換
「付いてはいるが古い」「効きが悪そう」という状態は、入居者に不安を与えがちです。
退去時に更新しておくことで、入居後のトラブル防止にもつながります。
・二股水栓からサーモスタット式水栓への交換
温度調整が簡単になり、日常の使い勝手が向上するため、設備の古さを感じさせにくくなります。
これら以外にも、大規模なリフォームを行わなくても、退去時の修繕と同時に部分的に導入できるものが多くあります。
〇管理会社の役割は「修繕手配」だけではない
退去が発生した際、管理会社に求められるのは単なる修繕業者の手配ではありません。
入居者の目線に立ち、オーナー様にとって最善の選択肢を提示することが管理会社の重要な役割です。 設備投資と聞くと、「費用がかかる」「回収できるか不安」と感じる方も多いと思います。
しかし、需要に合った改善は、
・空室期間の短縮
・長期入居 ・家賃値下げの抑制
といった形で、結果的にオーナー様の収益を安定させることにつながります。
〇まとめ
修繕は「コスト」ではなく「戦略」です 退去時の修繕は、単なる出費ではありません。
次の入居者にどう選ばれるかを考える、賃貸経営の重要な戦略ポイントです。
オルテ地所開発では、退去時に「ただ直すだけ」ではなく、 入居者の需要に合わせた、意味のある修繕・設備提案を心がけています。
「今の修繕内容で本当に良いのか」 「この物件に合った改善方法を知りたい」 そうお考えのオーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。
物件の将来価値を一緒に考える管理会社として、丁寧にサポートいたします。

