
契約更新をするたびに値上がり 〜賃料更新の現場から〜

オルテ地所開発株式会社の久田です。
今回は、工場・倉庫の「契約更新業務」についてお話ししたいと思います。
●更新のたびに出てくる「賃料見直し」の問題
工場・倉庫の更新業務を行っていると、「そろそろ賃料を見直したほうが良いのでは?」という物件が数多くあります。その背景には、契約から10年、20年と長く継続している当時の賃料設定と、現在の相場(坪単価)に差が出ているといった事情があります。
●「今の相場はいくら?」という貸主様からのご相談
先日、更新を控えた工場について、
貸主様から「今、新規で募集するとしたら、いくらぐらいが相場なのか調べてほしい」というご依頼をいただきました。
そこで、現在の募集事例、実際の成約事例、立地・建物条件を加味した適正賃料を調査し、貸主様へご報告・ご提案をさせていただきました。
●仲介・管理会社としての立ち位置
私ども仲介・管理を行う立場としては、
貸主様・借主様、どちらの考えも「正解」だと思っています。
貸主様:「維持費や税金も上がっているので、できるだけ賃料を上げたい」
借主様:「経費はなるべく抑えたい。急な値上げは厳しい」
その中で、お互いが納得できる“ちょうど良い中間点”を探す。それが、私たちの役割です。
●賃料値上げは「絶対」ではありません
賃料の値上げは、決して一方的に決められるものではありません。
話し合いの中で、借主様の経営状況、今後の事業計画、などが見えてくることもあります。
実際に「今は赤字で厳しい状況」というお話を受け、貸主様が「今回は据え置きにして、次回また考えよう」と、譲歩されるケースもあります。
そこには、「借主様にも頑張って続けてほしい」という貸主様の想いを感じることがあります。
●貸す側と借りる側は、支え合う関係
貸主様は、場所や建物を提供し、借主様はその場所で事業を行い、賃料を支払う。
お互いが支え合いながら、契約が更新されていく。
そんな場面に立ち会うたび、この仕事の大切さを改めて感じ、少しほっこりする瞬間でもあります。
●戸田市の賃料相場は確実に上がっています
戸田市では、10年前と比べて、賃料相場が約2倍近くになっているエリアもあります。
固定資産税や修繕費など、貸主様のご負担が増えているのも事実です。
賃料が上がることは、貸主様・借主様、どちらにとっても簡単な話ではありませんが、
これからも私たちは、「無理のない、ちょうど良い賃料設定」を目指して更新業務に取り組んでいきたいと思います。
●更新・賃料相談はお任せください
オルテ地所開発株式会社では、賃料相場の調査、更新時の条件整理、貸主様・借主様双方への丁寧な説明を通じて、長く続く賃貸関係づくりをサポートしています。
更新時の賃料でお悩みの貸主様は、ぜひ一度ご相談ください。

