
【重要】蛍光灯の製造・輸出入が禁止へ!オーナー様必見の「2027年問題」と、今すぐ始めるべき計画的交換

こんにちは!オルテ地所開発株式会社の篠田です。
ご自宅や管理物件で使われている「蛍光ランプ」について、非常に重要なニュースがあります。
実は、国際的な取り決めにより、一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入が2027年末までに段階的に廃止されることが決定しました。
これは、オーナー様はもちろん、一般家庭のすべての人に関わる大きな変化です。
今回は、この「蛍光灯の廃止」が賃貸経営にもたらすリスクと、オルテ地所開発がオーナー様にお伝えしたい「今すぐの対策」についてお話しします。
「知らなかった」では済まされない国際的な取り決め
この情報は、2023年11月の「水俣条約第5回締約国会議」で合意され、2024年12月には国内法規が改正されました。
- 廃止時期: 蛍光ランプの種類によって異なりますが、最速の電球形蛍光ランプは2026年1月1日から製造・輸出入が禁止されます。
- 環境省の推奨: 環境省は、家庭・店舗・事務所・工場・倉庫などで使用している蛍光ランプをLED照明へ計画的に交換することを強く推奨しています。
私自身も、部署内会議でこの情報を知ったとき、「これはオーナー様だけでなく、すべての人に知っておいてもらわなければならない」と強く感じました。
いますぐ行動しないと起こる「最悪のシナリオ」
蛍光ランプが販売中止になると、修理や交換ができなくなり、最終的にはLED照明への交換が必須となります。
私たちが最も懸念しているのは、
「蛍光灯が販売中止になる→交換需要が一斉に高まる→LED照明の機材不足や工事業者不足を引き起こす→交換したいのに交換できない」という最悪のシナリオです。
そうなってからでは、もう手遅れです。
特に賃貸物件において、交換したいのに交換できない状況は、入居者様にとって深刻な不便となります。
入居者様が困る→「管理が行き届いていない」と不満を持つ→いずれ退去する
これは、賃貸経営には非常に痛い事態です。
オーナー様も、入居者がいなくなれば家賃収入が途絶え、新たな募集費用もかかってしまいます。
この負のスパイラルを絶対に避けてほしいのです。
LED照明のメリットとデメリット
計画的に交換を進めるために、LED照明の特徴を理解しておきましょう。
【メリット】
①長寿命で経済的…白熱電球や蛍光灯より寿命が長く、交換の手間や電気代の節約につながる
②瞬時に点灯…スイッチを入れるとすぐに点灯するため、待機電力を抑えられる
③熱・紫外線が少ない…光源から熱や紫外線の発生が少なく、虫が寄り付きにくい
④振動に強い…ガラス管を使用しないため、従来の照明よりも衝撃や振動に強い
【デメリット】
①高価格…白熱電球や蛍光灯に比べて、購入時に費用が高い
②熱に弱い…LEDの内部温度が高くなりすぎると劣化が早まるため、湿気の多い場所や熱がこもりやすい場所での使用は注意が必要
③光の指向性…LEDは光が特定の方向に集中するため、部屋全体に均一に光が届かず、周囲が暗く感じられることがある
費用をかけてでも、早めにLED交換を計画・実行することは、今後、オーナー様の大切な資産価値と入居者の定着率を守るための必須の対策です。
私たちビジネスレント事業部では、このリスクを事前に察知し、オーナー様をサポートしています。
入退去時はもちろん、管理物件を訪問して物件調査(不具合箇所の確認や入居者様からのヒアリング)を行い、物件の状態を把握します。その上で、写真付きの「物件調査報告書」を作成し、今回のLED交換のように「将来発生するリスク」を見越した計画的な修繕・設備交換を提案しています。
戸田市の不動産会社として50年、オルテ地所開発は、オーナー様にとってただの管理代行ではなく、情報を提供し、将来のリスクを共に回避する真摯なパートナーを目指しております。
不動産に関する様々なお困りごとや、今回の「LED交換計画」についてご相談がありましたら、ぜひお早めにオルテ地所開発までご連絡ください。

