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ハウスメーカーが破産したときの補償は?

建築

森 健

筆者 森 健

不動産キャリア9年

不動産の購入や売却を検討する際、専門的なこと、難しいことが多々あります。そんな時に頼りになれるようサポート致します。

あるハウスメーカーで注文住宅を建築し、後にそのハウスメーカーが倒産してしまった場合、あなたはどうしますか? 悲しいですよね。。。なんと、私が家の建築を注文したハウスメーカーが破産手続き開始を受けたという一報を受けました!!!!!!!!!


前回その会社の担当者に会ったときの対応(当初からの担当者が退職していた、頼んだ修繕を対応してくれなかった)が良くなかったので、何となく嫌なイメージがあったのですが、まさか破産するとは
悲しんでいてもしょうがないので、何かできることはないかを考えてみました。皆様が万一こうした経験にあった時の参考にしてください。

現在では法律により建築会社・ハウスメーカーが破産した時に一定の補償が受けられる制度があり、対象建物が①建築中か、②建築後か、によって対応が分かれます。

①の場合、「住宅完成保証制度」によって前払い金や工事の引継ぎによる追加費用を補填してもらえる可能性があります。但し、この制度の加入は義務ではないため、ハウスメーカーによっては対応が分かれるところになり、何の保証も受けられないこともあり得るでしょう。これはかなり厳しいです。ほとんどの人が住宅ローンを組んで家を建てていると思われるため、また新たに注文住宅を建築すると建築途中だった分と合わせて約2軒分の支払いが発生することになりかねません。そんな負担は無理ですよね。

②の場合、新築住宅を供給する住宅事業者は新築住宅の構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分に関して10年間の瑕疵担保責任を負うことが法律=住宅瑕疵担保履行法によって決められています。この法律により、2009年10月以降、住宅事業者は「新築住宅かし保険」などの保険への加入や「住宅瑕疵担保保証金の供託」などにより十分な修理費用を賄えるようにしたうえで新築住宅を引き渡すことになりました。併せて、新築住宅の建設や販売時には資力確保の措置について消費者(購入者)に説明する義務もあります。
但し、これは法律上10年間という期限、かつ限定的な箇所のみという制約があります。また、ハウスメーカーが独自に設けているアフターサービス(例.5年目点検など)などは対象外です。

私が家を建てたのは不動産業界に入る前だったので、上記②のことはもちろん知らず、説明を受けた記憶もありませんでしたが、上記②に当てはまります。

我が家ではこれまでに施工不良やトラブルはほとんどなかったため、それなりにしっかりした建物だと思っていました。とは言え、もうすぐ10年となる建物には今後メンテナンスが不可欠です。屋根や外装の塗装、キッチンや浴室のリニューアル、給湯器の交換などを考えると、やらなくてはいけないことが多くあります。

これまではハウスメーカーから定期的な連絡を受けていたので、ある意味人任せなところがありました。しかし、今後は自ら積極的に動いていかなくてはいけません。これまでに得た不動産のノウハウを活かしより良いものにしていこうと思います。

家を維持するのは大変ですね。

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