火災保険の解約は不動産売却の前?それとも後?タイミングと流れ
不動産を売却するときに忘れてはいけないのが、保険の手続きです。
そのままにしておいて、所有していない物件の保険料を何年も支払い続けていたというケースもあります。
しかし、どのタイミングで申請したら良いかわからない方も多いようです。
そこで、不動産売却で火災保険を解約するタイミングや戻ってくるお金についてご紹介します。
不動産売却時の火災保険の解約!手続きの流れをご紹介
火災保険の解約の手続きの流れは、保険会社によって少し変わることがあります。
一般的にはまず、加入者が保険会社に「不動産売却のため手続きしたい」と電話で伝える形です。
そうすると、保険会社から書類が郵送されてくるので必要事項を記入して返送します。
場合によっては、保険会社の担当が書類を持ってきて説明してくれるかもしれません。
念のため、いつから保険料の支払いがストップするのかを確認しておくと安心です。
では、どのタイミングで申請すると良いかみていきましょう。
ベストなタイミングは物件を引き渡してからです。
引き渡し前に手続きしてしまった場合、物件でなにかあったときの補償は誰にもしてもらえません。
確実に買主が所有者になってから、解約するのがおすすめです。
不動産売却後に火災保険を解約したら返金がある?
不動産売却後に火災保険を解約すると、返金されるケースがあります。
お金が戻ってくる条件や計算方法は加入している保険によって異なるので、手続きのときに返金されるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
一般的には保険料を長期一括で支払っている場合にお金が戻ってきます。
計算方法は保険料額に未経過料率を掛けるだけです。
つまり、保険料を5年分支払っていて、3年目に売却しても2年分が全額戻ってくるとは限らないということ。
長期一括支払いで契約している場合、普通の保険料よりも安く設定されていることが多いので、全額は返金されないのです。
返金額が気になる場合は、いくら戻ってくるかシミュレーションしてもらうのも良いでしょう。
解約は不動産売却後に!売却前にチェックしたい火災保険のこと
火災保険解約のやり取りは不動産売却後におこないますが、1度も保険を利用したことがないなら、本当に利用するところがないかを事前に確認しておきましょう。
火災保険というと、火事が起きたときに補償される保険のイメージがあります。
しかし、契約内容によっては自然災害などで建物の修繕が必要になった場合でも、補償が使えるケースがあるのです。
台風で屋根瓦が傷んでしまったとか、雨どいが外れてしまったなど、修繕が必要な箇所がないかを売却前に確認しましょう。
また、みえない部分が破損しているケースがあります。
不動産を売却する前にホームインスペクションなどを実施すると、修繕の必要な箇所がわかるかもしれません。
まとめ
不動産を売却するときの火災保険の解約についてご紹介しました。
火災保険は、契約解消後に修繕の必要な箇所をみつけても補償されません。
申請してから後悔しないよう、解約の前にチェックすることとタイミングを確認しておきましょう。
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