中古住宅をオール電化にリフォーム!必要な設備やかかる電気代をご紹介
オール電化は近年注目をよく集めており、中古住宅をリフォームする際に採用されることも少なくありません。
オール電化ではどのような設備が付くのか、リフォーム前にしっかりと押さえておきたいところです。
今回は、中古住宅をオール電化へとリフォームする際、必要な設備や電気温水器とエコキュートの違いなど、知っておきたいポイントをご紹介します。
中古住宅のオール電化リフォーム①オール電化の設備とは?
オール電化とは、物件で使用するエネルギー源を電気に統一するシステムのことです。
ゆえに、オール電化にリフォームすると、これまで付いていたガスの設備は取り外され、代わりに同じ機能を有する電化設備が設置されます。
たとえばキッチンにあったガスコンロはIHクッキングヒーターへ、屋外に設置されていたガス給湯器は電気給湯器へと交換されるのです。
電気のみを使う物件内でも冬場にしっかり暖を取れるよう、床暖房が設置されることもあります。
また、かさみやすい電気代を抑えるため、太陽光発電設備が設けられることも珍しくありません。
中古住宅のオール電化リフォーム②エコキュートと温水器の違い
オール電化住宅には、電気給湯器としてエコキュートもしくは電気温水器が設置されます。
両者の違いはお湯の沸かし方であり、まずエコキュートはヒートポンプの原理を活用してお湯を沸かす装置です。
ヒートポンプはエアコンや冷蔵庫などでも活用されている技術であり、周囲の空気を熱源として利用することから、エネルギー効率が高く省エネにつながります。
電気温水器は、貯湯タンクの中に設けられたヒーターで水を温めてお湯を沸かします。
仕組みがシンプルであり、電気給湯器本体の価格も比較的安いものの、お湯を沸かす際の効率はエコキュートにやや劣り、電気代が少しかさみます。
中古住宅のオール電化リフォーム③電気代はどれくらい?
オール電化住宅における2~4人世帯の平均の月額電気代は、1.2万円~1.5万円だとされています。
ガスも使う普通の住宅では、同じ2~4人世帯でも平均の月額電気代は0.8万円~1万円です。
一見するとオール電化住宅のほうが損のようですが、通常の住宅はガス代が別途かかります。
2~4人世帯ではガス代として月額平均0.6万円~1万円かかるため、合計すると光熱費は毎月1.5万円~2万円となります。
このことから両者を比べると、電気に一本化できるオール電化住宅のほうが少しお得なのです。
ただし、電気代がどれほどかかるかはライフスタイルにもよるので、電力が自由化されている現在では、契約する電力会社やプランによっても異なるのでご注意ください。
まとめ
オール電化にリフォームすると、IHクッキングヒーターや電気給湯器などが設置されます。
ちなみにエコキュートと電気温水器の熱効率はエコキュートに軍配が上がり、電気代も少なく済みます。
光熱費がお得なオール電化ですが、使い方次第で電気代は変動するため、やはり省エネを心がけることが大切です。
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