自動車保険と自動車共済の違いは?
自動車保険と自動車共済の違いは?
お車を運転する際、忘れてはいけないのが自動車保険ですよね。
一年の中で一番事故が多いのは12月と言われております。
令和4年になりましたが、戸田市、蕨市においては昨年度より本年度事故件数が増えております。これからだんだん暖かくなり、春休みシーズンを迎えるにあたり、皆さまもお出かけの機会が増えるのではないでしょうか。
自分は運転に自信があると思っていても、貰い事故などの被害事故もあります。またその事故の相手が無保険車だった時、ご自身やご家族、同乗者を守るためにも絶対に必要な保険です。
そこで、今回は民間の損害保険会社(以下、損保会社)で取り扱ってる自動車保険と、一般的によく知られている「こくみん共済(全労災)」や「JA共済(全国共済農業協同組合連合会)」の自動車共済との比較を解説していきます。
目次
①自動車共済とは
②自動車保険と自動車共済の違い
③自動車共済と自動車保険の補償とサービスの比較
①自動車共済とは
自動車共済とは、共済事業を行う共済組合により提供される任意の自動車保険のことです。組合員の相互扶助の精神で運営され、低額なのが特徴の共済掛金として徴収されます。補償やサービス内容も充実した内容となっています。
加入するには組合員(もしくは準組合員)になる必要があります。
また、特定の職業や地域等で様々な共済がありますが、今回は自動車保険と比較するために小規模共済は省略させていただきます。
②自動車保険と自動車共済の違い
損保会社と共済の最も大きな違いは、基本的に営利目的の民間会社と違い、共済は組合員の相互扶助を目的にしていることから共済掛金は比較的割安です。
自動車共済にも等級制度がありJA共済や教職員共済では民間の保険会社と同じく20等級のノンフリート等級制度です。保険もしくは共済にそれぞれに乗り換える場合は損保会社と共済(一部小規模共済を除く)で等級の引継ぎが出来ます。
「こくみん共済のマイカー共済」では最大22等級と割引の範囲が広くなってます。マイカー共済の22等級から損保会社に乗り換えた場合は20等級となりますので、ご注意ください。また、共済は利益が出たときに割戻金(配当金)がございます。
③自動車共済と自動車保険の補償とサービスの比較
自動車共済は自動車保険に比べ料金が安く補償内容も追随してます。
事故による対人・対物の賠償内容、運転者を含む搭乗者の死亡やケガの補償を含め比較しても遜色ありません。
ただ、民間の保険会社は顧客獲得のために、常に商品サービスの内容を競争しています。事故時の対応は共済より損保会社が秀でてる場合があります。
例えば、最近は各損保会社ではドライブレコーダー等、通信車載器を使用し、もしもの事故のトラブルに迅速に対応できる体制をとっております。
車を運転する方のほとんどは事故を起こしたくないはずです。なぜなら相手と交渉したりすることに慣れていないからです。
昨今の損保会社であればそんな心配はほとんど必要ありません。補償内容にもよりますが、事故を起こしたその時から任せられます。
まとめ
充実した事故サポートなら自動車保険
料金を抑えたい方は自動車共済
では自動車共済と保険会社の自動車保険、どちらを選ぶのがよいのでしょうか。
事故時の対応はご自身でも自信があるから補償をより安い料金でお考えの方は各共済を、家族で車を共有しているので事故時の迅速な対応が必要とお考えの方は損保会社を検討してみてはいかがでしょうか。自動車共済と、自動車保険の補償内容、サービス内容を確認し、見積りを比較しながら自分に適したものを選びましょう。
お住まい探しで戸田市に立ち寄った際に、ぜひお店にも訪れてみてください。
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