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不動産を購入するときに耳にする住宅性能評価書とは?

売買

市ヶ谷 和親

筆者 市ヶ谷 和親

不動産キャリア22年

真心を込めて、明るく楽しく一生懸命取り組みます。

不動産を購入するときに耳にする住宅性能評価書とは?

住宅性能評価書って何?何か良いことがあるの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
家を住宅として評価した結果をまとめたものかな、と抽象的なイメージは浮かぶかと思います。
今回は住宅性能評価書について、どんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。

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不動産購入:住宅性能評価書とは?

以前欠陥住宅が問題となり、消費者が安心して良質な住宅を購入できるように法律が整備され、住宅品確法が施行されました。
この法律を支える柱の1つ、「住宅性能表示制度」に従って、国が認定した住宅性能評価機関は、住宅を項目別に客観的な数値で評価・表示し、その結果を住宅性能評価書としてまとめます。
設計住宅性能評価書(設計図で評価)と建設住宅性能評価書(建設・完成時で評価)の2種類があり、1セットとして取得するのが一般的です。
10分野にわたり評価されますが、下記の4分野は必須項目です。

●構造の安定(耐震性)
●劣化軽減(耐久性)
●維持管理、更新への配慮
●温熱環境


それ以外の分野(防犯、火災時の安全、高齢者などへの配慮、など)の評価は、依頼者の任意です。
住宅性能評価は義務ではなく、費用は数十万円ほどかかり、評価項目が多ければその分費用も加算されます。

不動産購入:住宅性能評価書を取得するメリットとは


●国に認定された第三者のチェック
第三者チェックによって客観的かつ公平な品質評価を受けられるため、安心です。
評価の表示はわかりやすく、購入者にとっては意思決定材料にもなります。

●金利引き下げ
取得している住宅は、住宅ローンの金利引き下げの対象になることがあります。

●すまい給付金
消費税率10%で住宅を購入した際、建設住宅性能評価書のある新築住宅は、すまい給付金を申請することができます。
中古住宅の場合でも、条件を満たせば制度の対象となり、申請できます。
他にも、地震保険料の割引を受けられるほか、建設会社とトラブルになった際の紛争処理機関を利用できます。
ただし後者は、設計住宅性能評価書と建設住宅性能評価書の両方の取得が必要です。

不動産購入:住宅性能評価書を取得するデメリットとは

住宅性能評価で良い評価を得るには、より良い建築資材を使い、職人さんの手間をかけなければなりません。
そのため建築コストが高くなりがちです。
また申請にあたっては申請費用がかかり、住宅性能評価の等級を上げるとさらに申請費用も高くなります。
評価基準は細分化されており、素人には費用が分かりづらいところがあります。

まとめ

住宅性能評価書があれば購入後もローンや保険料においてメリットがあるので、魅力的な物件となります。
ただ、高評価を得た住宅が、必ずしも読者の皆様にとって快適な住居とは限らないので、他の条件も合わせて検討されることをおすすめします。
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