古家付きのまま不動産を売却するメリット・デメリットを解説!
土地を売却する場合、築年数の古い建物があると解体すべきなのか、そのまま売却すべきなのか悩む方も多いでしょう。
古家がある場合は素人判断で解体してしまう前に、まずは「専門家に相談」するのがおすすめです。
今回は、不動産売却を考えるうえで知っておきたい古家付き不動産の売却についてメリット・デメリットを解説します。
古家付きのまま不動産を売却することで得られるメリットとは?
古家を残したままの状態で土地を売却するメリットは、「建物の解体費用が不要」なことです。
更地として販売するためには古家の解体が必要となり、解体費は「売主負担」となります。
解体費用は、ほとんどの場合現金で支払う必要があるため、解体費用を捻出する必要がないことは、古家付きのまま売却する大きなメリットでしょう。
さらに、固定資産税の面でも建物を残したまま所有しているほうがお得です。
更地にしたものの売却期間が長引くと、建物がある場合よりも固定資産税が高くなってしまいます。
また、近年では古民家ブームやDIYが流行していることもあり、自らリノベーションを行いたいという方も増えているため、建物の状態次第では古家が有利に働くケースもあるでしょう。
古家付きのまま不動産を売却する際の注意点やデメリットとは?
DIYの流行に伴い古民家の需要が高まってはいるものの、やはり土地の購入を検討している方の多くが、更地を希望しているのが現状です。
そのため、古家付きだと更地で売却するよりも買い手が付きにくい可能性が高いのがデメリットです。
また、古家付き不動産を土地として利用する際には、買主自らが解体を行う必要があるため、その分の解体費用を加味して売却価格を安めに設定する必要があります。
解体費用を現金で用意する必要がない代わりに、売却価格は通常よりも安くなるといえるでしょう。
古家付きのまま不動産を売却する際には、契約書に「建物について一切の責任を負わないものとする」もしくは「引き渡し後3か月」といった文言を付け加え、建物に関する契約不適合責任について対処しておくことが注意点です。
古家についてのトラブルは多いため、契約書や重要事項説明書の作成時は注意しましょう。
まとめ
古家付きのまま不動産を売却するメリットは、解体費用が不要なことや更地の場合よりも固定資産税が安くなることです。
しかしその反面、買い手が見つかりにくかったり売却価格が安くなったりといったデメリットもあります。
売却の方法にお困りでしたらぜひ一度ご相談いただき、一緒に考えていきましょう。
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