
隣地で突如発生した火災。その時、管理会社はどう動いたか?倉庫経営を守る「起きる前の予防管理」

こんにちは。
オルテ地所開発株式会社の吉岡です。
先日、弊社が管理をお預かりしている物件のすぐ隣地にて、深夜に火災が発生するという緊迫した事態が起きました。
幸いにも、管理物件への被害は隣接部分の塗装がわずかに延焼した程度で留まり、倉庫内部や借主様への被害は一切ありませんでした。しかし、一歩間違えれば大切な資産が甚大な損害を被る可能性もあり、翌朝現場を見た私は、改めて建物管理における「予防」と「初動対応」の重要性を骨身にしみて実感いたしました。
1. 火災発生の確認
火災の情報をいち早くキャッチ、出火場所を特定しました。
その時、私たちが最優先したのは「初動のスピード」
隣地での出火の一報を受け、私はすぐに管理物件へと急行しました。
現地での火災状況を確認し、まずはご利用中の借主様の安全を確認すること。そして、延焼の恐れがないかを消防と連携しながらその目で確認するためです。
状況が落ち着いた後、すぐにオーナー様へ「倉庫内部は無事です」と第一報を報告。現場の写真を撮影し、詳細な情報をお送りしました。
遠方にいらっしゃるオーナー様にとって、所有物件の近くで火災が起きることほど不安なことはありません。トラブルが起きたとき、誰よりも早く現場に立ち、オーナー様の代わりに現場確認し、正確な情報を即座にお届けする。これこそが、私たちオルテ地所開発が何より大切にしている「顔の見える現場力」です。
2. 築古倉庫に潜む「普段見えない場所に潜む火災リスク」
今回の隣地火災の出火原因は、特定には至らなかったものの、電気系統の「漏電」の可能性が高いとのことでした。
実は、ここ戸田市周辺には築年数の経過した大型倉庫も多く存在します。そして、古い倉庫で特に注意しなければならないのが、配電盤や天井裏の「ネズミによる配線被害」です。ネズミが電気配線をかじったことでショートし、そこから埃に引火して大火災に至るケースは、決して珍しい話ではありません。
普段はなかなか目につかない配電盤まわりですが、大事故の前には必ず以下のような“予兆(小さなサイン)”が現れます。
・配線まわりに見慣れない動物の糞や尿の跡がある
・配電盤の近くにゴミや資材が積み上がっている
・焦げ臭いような、普段と違う微かな異臭がする
私たちは物件を巡回した際、ただ建物の外観を見るだけでなく、こうした「見えないリスク」を探しています。
時には配電盤や共有スペースの裏側まで、プロの目で厳しくチェックしています。重大なトラブルほど、日常の小さな異変を見逃さないことから防げるのです。
3. トラブルが「起きる前に気づく」のが、真の建物管理です
万が一、火災が起きてしまえば、建物の修繕費用だけでなく、借主様への営業補償、近隣トラブル、そして資産価値の低下など、オーナー様の賃貸経営には計り知れない打撃を与えます。問題が起きてから保険の手続きやリフォームを提案するのでは、管理会社として遅すぎるのです。
4.事故後に管理会社の差が出る
万が一今回のように隣地から事故をもらってしまった場合もご安心ください。
火災の確認と同時並行して、出火元との折衝、消防への「り災証明書」の手続き、修繕の見積もり、火災保険の申請代行等オーナー様目線でいち早く借主様にご迷惑が掛からぬよう、迅速に対応いたします。
私たちオルテ地所開発は、単なる「事務手続きの代行会社」ではありません。
55年この土地に根ざしてきたデータと、現場の最前線で磨いてきた目利きで、「トラブルを未然に防ぐための先手対応」を徹底しています。
定期的な建物調査はもちろん、利用されている借主様への細やかなヒアリングを通じて、賃貸物件のポテンシャルを安全に、長く維持するためのご提案を行っております。
「うちの倉庫、昔から建てっぱなしで配電盤の中なんて一度も見たことがないな」
「築年数が経ってきたけれど、見えないリスクがないか専門家に診てほしい」
そう思われたオーナー様は、ぜひ一度答え合わせのつもりで、オルテ地所開発までお気軽にご相談ください。皆様の大切な資産と経営の安心を、「現場の最前線の目」でしっかりとお守りいたします。

