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不動産の売却はどちらがいい? 「仲介」or「買取り」

売買

森 健

筆者 森 健

不動産キャリア8年

不動産の購入や売却を検討する際、専門的なこと、難しいことが多々あります。そんな時に頼りになれるようサポート致します。


不動産の売却を不動産業者に依頼すると、手法として2つが考えられます。「仲介」と「買取り」になります。それぞれメリット・デメリットがあるため、その内容をご紹介します。


1.仲介(媒介)


売却を依頼した不動産業者が関連する諸手続きや販売活動、契約業務などを行ってくれます。その不動産業者が買主を探し、売主と買主を繋ぐ立場=仲介として業務を行います。


<メリット>
最終的な手残り金額が一番多く残せる可能性がある
・難しく面倒な手続きは全て不動産業者が行う

<デメリット>
・不動産の売却が完了する日=現金化する日が未確定
・測量や建物の解体など、売却前に実費がかかる可能性がある
・取引完了後に予期せぬ不備・不具合があった場合、一定期間責任を負わなければならない
・世の中にその不動産の売却情報が出回ってしまい、他人に知られてしまう
・仲介手数料がかかる

仲介に向いているのは、
【売却を急いでいない、少しでも高値で売却したい】
というご希望のある方になります。


2.不動産業者の買取り


不動産業者が依頼者から直接不動産を購入します。この場合は上記①の仲介という存在がなく、「依頼者=売主」と「不動産業者=買主」という当事者のみの関係性になります。

<メリット>
・短期間で売却が完了し、早期の現金化が可能
・資金計画が立てやすい
・難しく面倒な手続きは全て不動産業者が行う
・取引後に不備・不具合があっても購入した不動産業者の責任になる
・実費がかからない(現状のままでの売却ができる)
・仲介手数料がかからない

<デメリット>
・仲介と比較すると手残り金額が低い

買取りに向いているのは、
【売却を急いでおり、余計な手間を掛けたくない、費用を出したくない】
という希望を持っている方が当てはまります。


まとめ


どちらの手法にもメリット・デメリットがあるため、ご自身の希望する条件に合った手法を選択してください。金額面だけではなく、多角的に判断する必要があります。

オルテ地所開発㈱では、いずれかの手法を無理強いするわけではなく、お客様に合った手法をご提示し、ご納得していただいた上で手法を選択していただいております。不動産の売却でお悩みの方、仲介か買取りか悩まれている方、是非当社までご相談ください。


【お知らせ①】

オルテ地所開発㈱は2022年10月1日より、組織変更を行い、新たに「コンサルティング事業部」を設立致しました。

不動産の売却・購入をはじめ、不動産に関するあらゆるお困りごとを、当社専門家がご対応致します。

不動産に関して何かお困りなことがありましたら、お気軽にご相談ください。


【お知らせ②】

オルテ地所開発㈱は、2022年12月28日(水)から2023年1月4日(水)まで休業となります。大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。

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