不動産トラブルを弁護士に依頼！依頼内容や気になる費用の額とは
大きな金額が動く不動産取引では、弁護士の力を借りないと解決できない不動産トラブルに発展するケースがあります。
普通に生活していて弁護士に相談しなければいけないケースは、とても稀なことです。
そのため、どんなことを相談できるのか、どれくらい金額がかかるか不安に感じる方もいるでしょう。
そこで、弁護士に相談するべき不動産のトラブルについてご紹介します。
どんな内容なら弁護士に相談するべき？不動産トラブルの理由
不動産取引では、大小さまざまの内容の不動産トラブルが発生します。
極論をいえば、第三者とトラブルになったらすぐに弁護士への依頼が可能です。
たとえば、不動産売買では、購入した物件に欠陥があったという内容や、境界線のトラブル、契約書のトラブルなどが挙げられるでしょう。
賃貸経営では、住民同士のトラブルの仲介や家賃滞納での手続きなどの内容を相談できます。
当人同士の話し合いではトラブルが大きくなると感じる案件や、話し合いをしたけれどまとまらないから仲介してほしいという件なら、相談すると良いでしょう。
不動産トラブルは弁護士に依頼するべき？メリットと注意点
不動産トラブルを弁護士に依頼するメリットは、スムーズに解決できる可能性が高い点です。
資料集めなど多少の手伝いは必要ですが、基本的に手続きなどすべて専門家に任せられるのがメリットでしょう。
また、国家資格を持った専門家が対応していることがトラブル相手にわかれば、どれくらい本気で対応しているのか理解してもらえるメリットがあります。
デメリットは、費用がかかる点です。
費用の額は依頼する先生によって異なりますが、かなりの額は準備しておかなければいけません。
また、依頼内容によっては解決しても相手との関係がギクシャクするケースがあります。
賃貸物件で退去した相手なら問題ありませんが、一戸建ての隣人とのトラブルの場合は、気まずい関係になってしまうかもしれません。
不動産トラブルを弁護士に依頼したい！費用はどれくらいかかる？
不動産トラブルが発生したら、すぐに弁護士に依頼するのがおすすめです。
とはいえ、無料でトラブルを解決してくれるわけではありません。
あらためて、どれくらい費用がかかるか相場をみていきましょう。
初回相談料は、無料としている先生が多いようです。
有料の場合、1時間1万円程度になります。
その後、着手金に30万円、成功報酬は20%程度です。
さらに、印紙代や郵送代、交通費や調査費などの費用を請求されます。
だいたいどれくらい費用がかかるのか、最初に見積もりを出してもらうと良いでしょう。
また、成功報酬とはどの金額を基準に成功の報酬とするのか、確認する必要があります。
まとめ
弁護士に相談する不動産トラブルについてご紹介しました。
普段、関わることがない先生の前では、何を相談したら良いか、報酬の話をしても良いのか、ためらうことがあるかもしれません。
事前に依頼したいことや予算を書き出して、まとめておくと良いでしょう。
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