不動産の売却をする際、1つだけ押さえたいポイント
親から相続により不動産を取得、急な転勤による引越しなど、不動産を売却する必要が生じた場合、どのように不動産業者を選定しますか?
あなたが信頼できるかどうか
インターネットの普及により、不動産の取引は以前と比較して身近なものになってきていますが、個人間で直接不動産の取引を行うことは難しいのが実情です。取引金額が大きいことや様々な取り決めが必要になることから、取引当事者間の小さな誤解が後の大きなトラブルに発展する可能性が想定されます。そのため、不動産売却(購入についても同様)はプロである不動産業者に依頼することをお薦めします。
不動産の売却を任せる不動産業者を判断するにあたって、1つだけ押さえておくべきポイントは、
信頼できる不動産業者に依頼すること。
不動産の売却は人生で何度も起こることではありません。取引金額は数千万円、場合によっては億円単位の取引もある中、売却する方にとっては安心・安全に取引を行いたいものです。
こうした取引を行うために、サポートしてくれる不動産業者には、知識・経験があり、お客様に寄り添った親切丁寧な対応をしてくれる存在が不可欠です。
選定する際の注意点
では、信頼できる不動産業者を選定するために、何を基準に判断すればいいのでしょうか。これまでの経験を基づき、選定する際に注意しておきたい項目を記載します。
①担当者の知識・経験力
売却を検討している土地・戸建て・マンションといった不動産について、あらゆる知識・経験を有している担当者がいれば非常に心強いことになります。不動産自体についてはもちろんですが、関連する法律や税制に関しての知識を有していることも必要です。
不動産業界を代表する資格である「宅地建物取引士」を有しているかは一つの基準ですが、その資格だけでは不十分なことがあるので、絶対視をしない方がよろしいでしょう。
また、専門資格や知識だけではなく、その人自身がどの程度の経験をしてきたかについても、実例を踏まえたアドバイスなど会話の中から探っていくのが望ましいです。
例えば、名のある会社に所属している担当者で、社名を聞くと安心感はあるのですが、実際に担当者と話してみると頼りなかった・経験が浅かった、というケースは比較的よく見受けられます。社名ではなく、その担当者が相応しいのかを見極めてください。
②担当者の提案力・コミュニケーション力
例えば、「融資特約」という言葉の意味を知りたいのに、その担当者が懇意にしている銀行の話をしたり、各銀行の特徴を話したりなど、要領を得ない提案やコミュニケーションを取る担当者がいます。
こういった担当者ですと、不安感・不信感を抱いてしまうことから、円滑なコミュニケーションが図れるか、あなたが望んでいる提案をしてくれるかどうかも重要です。
③不動産業者の誠実性
不動産売却の取引の際に、万一トラブルが起きた場合、あなたの担当者ではなく、その不動産業者が「仲介会社」として責任を負う立場になります。あなたの担当者が上記①と②の能力を有していたとしても、その担当者が在籍する会社の方針や対応によっては、あなたが望む結果にならない可能性があります。
取引においては誠実に対応してくれる不動産業者を選定しましょう。
主な選定の注意点を例示致しました。不動産業者(担当者)を選定することは難しいかもしれませんが、売却の依頼をするまでのやり取りを通して、上記①から③を参考に選定していただければ幸いです。
まとめ
不動産を売却する際は、信頼できる不動産業者を選定することが安心・安全な取引に繋がります。もし、不動産業者の選定に悩まれている際は、是非オルテ地所開発㈱にご相談ください。豊富な知識・経験と適切な提案、そして円滑なコミュニケーションの下、お客様のお悩み解決のサポートを提供して参りますので、お気軽にご連絡ください。
【お知らせ】
オルテ地所開発㈱は2022年10月1日より、組織変更を行い、新たに「コンサルティング事業部」を設立致します。
不動産の売却・購入をはじめ、不動産に関するあらゆるお困りごとを、当社専門家がご対応致します。
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