賃貸物件でのお風呂汚れが気になる！黄ばみの原因と対策を解説
感染症対策のために自宅で過ごす時間が増えた人も多く、居心地の家を作りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
家のなかでも一日の疲れをとるお風呂は大事なリラックスタイムで、だからこそ清潔に保ちたいですね。
今回は、賃貸物件でのお風呂掃除について、浴槽の黄ばみ対策にスポットをあてて解説します。
賃貸物件のお風呂汚れが気になる！黄ばみの原因は？
浴室掃除で落としにくい汚れとして浴槽の黄ばみがあります。
黄ばみ汚れは頑固でこすっても落ちないことが多いので、掃除に疲れて諦めてしまった人もいるかもしれません。
よく気になるのが、浴槽にお湯をはった水面につく水位線の黄ばみではないでしょうか。
これは水垢や石鹸カスによる汚れが蓄積されて黄ばみとなったものです。
水道水に含まれるミネラルやカルシウムが水垢の原因で、ボディソープやシャンプーの泡などが石鹸カスの原因です。
また、入浴剤を使っている家庭では、入浴剤の着色料にも気をつける必要があるでしょう。
色が鮮やかな入浴剤は浴槽に色移りするリスクがあり、黄ばみの原因になってしまいます。
浴槽を長く使っている家庭では、プラスチックの経年劣化による黄ばみの可能性も考えられるでしょう。
表面のコーティングが剥がれると材質が劣化するので、だんだんと黄ばみが発生してしまいます。
賃貸物件のお風呂をきれいに！黄ばみの対策は？
それでは、賃貸物件で多いプラスチック製の浴槽の黄ばみ対策について見ていきます。
水垢や石鹸カスの汚れはアルカリ性なので、汚れを中和させる酸性のクエン酸を使うことが効果的です。
同じ酸性のお酢を使うこともでき、お酢と重曹を組み合わせれば泡が発生するので掃除には重宝するでしょう。
色素沈着の汚れを落とすには漂白剤が有効で、浴室のカビ取りに使う漂白剤でも効果がみられることもあります。
ただし漂白剤は塩素系のため、酸性のものと組み合わせると有毒ガスが発生するので注意してください。
経年劣化による黄ばみは、残念ながら掃除で取り除くのは難しいでしょう。
長年かけて染みついた黄ばみはなかなか落としきれず手間がかかるので、日ごろから発生させないように気を付けたいものです。
黄ばみの予防では、汚れがたまる前にきれいにすることを習慣づけることが大切でしょう。
お悩みで多い水位線の黄ばみ予防は、浴槽にお湯をためたまま長い時間おかないことが重要です。
お風呂に入った後は浴槽のお湯を抜いて、浴槽をシャワーで洗い流すだけでも効果がみられるでしょう。
自分で取り除ける汚れには限度があるので、落ちない汚れに困ったらハウスクリーニングを専門に行うプロの業者に依頼するといいでしょう。
まとめ
お風呂の黄ばみを落とすのは手間がかかりますが、クエン酸など手に入りやすいもので落とせる汚れもあります。
自宅の浴室がきれいに保たれていると毎日の生活が清々しく、疲れた日にも自分を癒してくれるでしょう。
日ごろのちょっとした習慣で汚れを防げるので、この記事を参考にできることから試してみてはいかがでしょうか。
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