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不動産売却を遠方からする方法は?流れや注意点も解説

売買

星山 優貴

筆者 星山 優貴

不動産キャリア2年

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不動産売却を遠方からする方法は?流れや注意点も解説

不動産売却を遠方から行う場合もあります。
その際、どんな方法、流れで不動産売却を行うかご存じですか?
今回は、不動産売却を遠方から行う際の方法や流れ、注意点について解説します。

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不動産売却を遠方から行う方法とは?

不動産売却を行う場合は、原則として立ち会いが必要になります。
しかし、以下の3つの方法を使えば、立ち会いが難しくても遠方から売却できます。

契約書の持ち回り契約

売買契約書を不動産会社、買主、売主の3者で郵送しあう方法のことです。
手順に従って、送られてきた書類に署名・捺印をし、手付金の入金、またはその確認をすれば契約が成立します。
買主が持ち回り契約に理解を示してくれれば使用できる方法です。

代理契約

親戚や知人など、身近な方に代理で売却を依頼する方法です。
代理人が起こした行為の責任は、すべて代理を依頼した方にかかるので、代理人の選定には細心の注意を払うことが大切です。

司法書士に依頼

身近な方だけでなく、司法書士に代理人になってもらう方法もあります。
司法書士は専門家なので、必要な手続きをすべて確実に進めてくれます。
安心して売却したい方は、手数料を払ってでも司法書士に依頼するのが良いです。

不動産売却を遠方から行う際の流れ

不動産売却を遠方から行う際は、4つのステップを踏むことになります。

売却する不動産の査定

不動産会社に依頼し、いくらで売れるのかを査定してもらいます。

媒介契約の締結と売却活動

鍵を送り、訪問査定をしてもらい、信頼できる会社が見つかれば媒介契約を結びます。
媒介契約の手続きは遠方からでも、郵送を使って行えます。
媒介契約が締結できたら売却活動を行います。
この際に重要になるのが、営業活動報告書です。
遠方からだと売却活動の実態が見えないので、営業活動報告書を見ることでどのように売却活動が行われているかを確認しましょう。
その際に、疑問点や不明点などがあれば必ず問い合わせることが大切です。

売買契約書を郵送してもらう

買主が決まったら売買契約となります。
売買契約書を郵送してもらい、中身の確認をしましょう。
ただ、内容が難しいので電話などで確認したうえで署名などをすることが大切です。

決済・引き渡し

立ち会えない場合は、知人、または司法書士を代理人を立てましょう。

不動産売却を遠方から行う際の注意点

不動産売却を遠方から行う際は2つの注意点があります。

時間がかかる

遠方から行う場合は、郵送などが必要になるため時間が多くかかってしまいます。
また、費用も余計にかかってしまう点には注意が必要です。

現地に行かないと不都合が生じる場合も

現地に行かないことで、契約日当日に交渉ができなかったり先延ばししたいという要望に応えるのが難しかったりします。
ここでも、メールや電話で対応ができますが、通常よりも時間がかかってしまう点には注意が必要でしょう。

まとめ

不動産売却を遠方から行う場合は、3つの方法があります。
ただ立ち会って契約する場合よりも、手間や時間がかかったり不都合が生じたりする点には注意が必要です。
可能であれば、直接現地で契約をするようにしましょう。
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