借主との関係性の維持は重要です!!
年初から物騒なニュースで恐縮ですが、こんなニュースがありました。
記事によると、容疑者(借主)が住んでいる賃貸アパートが老朽化のため取り壊されることになり、それに不満を持った容疑者が大家(貸主)の自宅に火をつけたようです。恐ろしい世の中ですね。
建物である以上、老朽化は避けられません。それが自宅とは異なり収益物件の場合、築年が経過してしまうと、建物の躯体の劣化や室内の設備の陳腐化が進み、借主を見つけることが難しくなってきます。定期的なメンテナンスや修繕で一定レベルの品質を維持することはできますが、築年だけはどうしようもありません。借主がいなければ賃料を得ることをできず、収益物件としての意味が無くなってしまいます。
そこで貸主や管理会社が最初に考えることは、建物の建て替えです。建て替えとなった際は、その時に契約している入居者に対して退去のお願いをしていくことになりますが、ここで重要になってくるのが貸主=管理会社と借主との関係性です。収益物件を所有している方、現在の借主との関係性は良好ですか?
当社オルテ地所開発㈱は、管理会社としてこうしたケースに対応することが多々あります。日常の管理業務を通じて借主との関係性をなるべく良好に保っていくことで、設備の不具合が生じた際や建物の取壊しの際に円滑な話し合いができるように心がけています。
今回のケースでは借主との立退きの話し合いが上手くいかなかった、もしくは当初からの関係性が良くなかったと想像できます。
管理費や修繕費など費用面を比較して管理会社を選ぶ方は多いですが、こうした良好な関係性を構築することも管理会社を選択するポイントになります。
あなたの管理会社は大丈夫ですか??