住宅で火災を起こさないための心がけ
≪住宅で火災を起こさないための心がけ≫
火災を予防するには、ふだんの心がけが大切です。火災を起こさないような習慣をしっかり身につけましょう。
基本的に冬が乾燥しやすいとされていますが、冬は11月頃から雪解けの3月までとなります。
もちろん冬の間は乾燥しやすい時期となりますが、乾燥のピークとされているのは1月・2月です。
空気が乾燥していると、木材や落ち葉などの水分量が減り、火がつきやすくなるためです。
家の中では、暖房器具など火を使う機会が増える上に、身の回りのものが乾燥していると火の広がりも早くなるので、冬場は火のもとに注意が必要です。
火事のリスクは火を使わない場所にも隠れています。
火災を予防し、被害を拡大させないための心得
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たばこの吸い殻をためすぎない。
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寝たばこはしない。
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ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
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コンセントにほこりがつかないように掃除する。(トラッキング現象防止)
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暖房器具などの周りに燃えやすいものを置かない。
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寝具、衣類及びカーテン、カーペットなどの火災を防ぐために、防炎加工品を使用する。
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火災を小さいうちに消すために、消火器等を常備する。(使いかたについても熟知しておく)
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住宅用火災警報器を設置する。
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初期消火、通報、避難などについて家族で話し合っておく。また、火災保険加入などを検討する。
放火防止対策
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家の周りに可燃物を置かない。
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ごみは回収日の決められた時間に出す・郵便受けの新聞やチラシはこまめに取り込む。
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夜間は玄関灯や門灯を点けるようにする。
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バイクや自転車のカバーは防炎製品を使用する。
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車庫の施錠管理を心がける。
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自治会や行政区に加入して良好な近隣関係を保つ。
災害時の通電火災に気を付ける
地震等の災害によって電線の断絶などが起こり、一時的に電気の供給が止まる場合があります。その後、数時間から数日のうちに電気の供給は復旧しますが、その際に発生する火災を「通電火災」といいます。
地域の協力体制を知りましょう
地域では、行政区や自治会が中心となって、火災や地震などの災害に備えた取り組みを行なっています。
また、行政区や自治会を単位として自主防災組織を結成している地域もあります。
もし火災になってしまったら
早く知らせる→大声で火事だ!と叫び、近隣に知らせましょう。声が出ない時は非常ベルを鳴らす、音の出るものを鳴らす。火はすぐに大きくなります。小さな火でも消防車を呼ぶことが大切です。
早く消火する→火が小さいうちに落ち着いて消火しましょう。火が横に広がっているうちは、消火は可能です。消火器を使うだけでなく、座布団で火をたたく、濡れた毛布で火を覆うなど、身の回りのものも活用しましょう。
早く逃げる→天井に火が燃え移ったら、迷わず逃げましょう。避難するときは、扉や窓を閉めて、空気が入らないようにすることも重要です。火災で一番恐ろしいのは、煙です。煙には一酸化炭素などの有毒ガスが含まれているため、多量に吸い込んだ場合、体がマヒするなど動けなくなったり、中毒死することがあります。
避難するときは
・煙を吸い込まないように、口と鼻をハンカチなどで覆いましょう。
・姿勢を低くして避難しましょう。
・煙がおいかけてこないようにドアを閉めましょう。
・一度避難したら絶対戻ってはいけません。
まとめ
今回は火災を起こさないための予防策や、火災が起きてしまった時の対応を書かせて頂きました。火災はいつどこで起こるかわかりません。家族の暮らしを守るためにも、日頃から予防や点検はこまめにやっておく必要があるでしょう。
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