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賃貸物件の間取りでよく見る納戸とは?メリットや注意点を解説

賃貸

小木 祐太

筆者 小木 祐太

不動産キャリア4年

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賃貸物件の間取りでよく見る納戸とは?メリットや注意点を解説

賃貸物件で納戸はよく見かけるものの、何のためにある部屋なのか、いまひとつわかりにくいところでしょう。
納戸とは、法令上居室とは呼べない部屋のことで、収納スペースとして使われるのが一般的です。
賃貸物件をしっかり活用するためにも知っておきたい、納戸のメリットや注意点をご紹介するので、ぜひご確認ください。

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賃貸物件の間取りでよく見かける納戸!そのメリットとは

先述のとおり、納戸は収納スペースとしてよく使われる部屋で、不用品の片付けに役立ちます。
たとえば現在使っていない扇風機やファンヒーターなどの家電を、一時的に保管する場所として使用可能です。
そのほかにもカーペットや使っていない家具など、居室に置いておくには邪魔なものをまとめて保管できます。
また、納戸は居間などと違って日差しがあまり入りません。
そのおかげで納戸に置いているものが保管中に直射日光を浴びて傷む心配が少なく、安心して物を置いておけます。
このように納戸は便利な収納スペースとして使うのが一般的であるものの、人が過ごす部屋としても使用可能です。
一般的にあまり広い部屋ではないため、小さな子どもが遊ぶキッズルームなどには向いています。
ほかには、仕事や考えごとなどに打ち込む書斎としても使えるでしょう。
このように納戸の使い道は1つだけではなく、そこで暮らす方の都合にあわせて自由に用途を変えられる点もメリットです。
そのほか、納戸は居室には含まれないため、納戸があるとその賃貸物件の居室の数や面積が少し減り、家賃を抑えられる点もメリットに挙げられます。

賃貸物件の間取りでよく見かける納戸!その注意点とは

メリットの裏返しではあるものの、納戸は窓が乏しいために室内がやや暗いです。
昼間でも照明を必要とすることが多いほどであり、たとえ天気のよい日でも室内に開放感がありません。
窓がないために換気もあまりできず、湿気が溜まりやすいです。
納戸を収納スペースとして使う際、湿気に弱いものはあまり保管しないことや、除湿剤を置くといった対策を忘れないことなどにご注意ください。
そのほか、納戸は人が過ごす部屋として使ってもよいものの、正式には居室ではないため、生活に必要な設備は乏しいです。
コンセントやテレビ端子などがないうえ、エアコンの設置が難しいことも多く、居室ほど快適には過ごせない点にも注意が必要です。

まとめ

納戸には、収納スペースをはじめ、さまざまなことに使えるといったメリットがあるものの、室内が暗くて湿気が溜まりやすいなどの一面もあります。
納戸をしっかりと活用して快適に暮らすためにも、それぞれの特徴は賃貸物件を借りる前に改めて確認してみてください。
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