賃貸物件のベランダの仕切り板について解説!避難する際の安全な蹴破り方とは
マンションやアパートのベランダには隣家との境に互いのプライバシーを守る仕切り板が設置されています。
ご存じの方もいると思いますが、緊急時にはこの仕切り板を壊して避難経路を確保しなければいけません。
防犯も兼ねているため、簡単には壊れない作りになっているのですが、女性や高齢者でも簡単に壊せるのでしょうか。
今回はこの仕切り板について、避難時の蹴破り方や壊れたときの対処法などをご紹介します。
賃貸物件に住むなら避難経路も確認!仕切り板の蹴破り方を解説
両隣に部屋がある場合仕切り板も両側にあると思いますが、「ここを破って避難してください」といった表示があるほうの壁を壊します。
また避難がしやすいように仕切り板の周辺には普段からものを置かないよう習慣づけることも大切です。
蹴破り方
蹴破る際は以下の点に注意すると、ケガなく安全に破ることができます。
靴底で力いっぱい蹴る
躊躇してしまうかもしれませんが、何といっても思い切り蹴るのがポイントです。
さらに、同じ場所を蹴り続けること、仕切り板に当たる面積を小さくして力を一点に集中させるためにかかとで蹴ることを意識するのもコツです。
厚めの底の靴と厚めの服で肌を守る
せっかく仕切り板を蹴破ってもケガをしてしまっては避難に支障が出てしまいかねません。
蹴破った仕切り板の断面はギザギザして肌を傷つけやすくなっています。
スニーカーやブーツなど足を守れて底も丈夫な靴、また丈夫な生地のズボンなどを身に着けるのが望ましいでしょう。
道具を使う
蹴破る代わりに道具を使うのなら硬くて握りやすいものが使いやすいでしょう。
身近なものでいうとフライパンや鍋、あれば金属バットなどがぴったりですね。
重要な避難経路である仕切り板!賃貸物件で破損したときの対処法とは
頑丈に作られている仕切り板ですが、台風などの自然災害や物がぶつかることによって壊れてしまうこともあります。
そのほかにも子どもが壊してしまったなど、過失によって破損することも。
どちらにせよ、破損状況を証明するために写真を撮っておき、早急に大家さんや管理会社に連絡しましょう。
一般的に自然災害によるものは住んでいる人の責任にはなりませんが、過失による破損は賠償責任が発生します。
仕切り板が老朽化している場合や避難のために破損した場合は、管理組合が修理費用を負担します。
修理までに時間がかかるときは そのまま放置せず、ブルーシートやプラスチック板などで穴をふさぎ、ベランダの施錠は入念に行いましょう。
修理が行われるのはビス頭がある方のベランダですが、双方の立ち合いが必要で、費用は2~3万円程度のことが多いようです。
まとめ
ベランダの仕切り板について解説しました。
プライバシーを守るだけでなく、非常時の避難経路でもある仕切り板。
蹴破り方のコツをこの機会に頭に入れておくといざという時に役立つはずですよ。
破損してしまった場合も放置しておかず管理会社などに連絡しましょう。
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