賃貸住宅は建物の構造もチェック!特徴の違いから住み心地に違いがあります!
部屋探しをする際に、間取りや広さばかり気になってはいませんか?
実は、建物の作りや構造の違いでも、家賃や過ごしやすさに影響が出ます。
今回は、建物の構造の種類とその特徴について解説します。
高温多湿の夏に過ごしやすい「木造」とその他の構造について
賃貸物件の建物の構造には、次の4種類があります。
●木造
●RC造(鉄筋コンクリート造)
●SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)
●S造(重要な部分だけに鉄骨を使っている鉄筋コンクリート造)
木造は、日本では古くから使われている建築方法です。
一般的な木造軸組工法や、2×4インチの木材を使って骨組みを作るツーバイフォーといった工法があります。
3階建て以上のアパートやマンションでは見られませんが、2階以下の小規模な建物には木造構造が見られます。
木造のメリットはコストの低さです。
日本では木材が比較的手軽に入手できるため、建築のコストを抑えられることから家賃も安い傾向にあります。
また、木材は木のぬくもりがあるだけでなく、吸湿性に優れており、高温多湿の夏は過ごしやすいです。
自然のぬくもりを肌で感じたい方は木造がおすすめです。
「RC造・SRC造・S造」は耐久性・耐震性・遮音性に優れている!
ここからはRC造・SRC造・S造について説明します。
RC造は、鉄筋の枠型や周囲にコンクリートを流し込んで作られます。
RC造のメリットは頑丈さです。
地震に強い耐震性能はもちろん、耐火性や普段生活していて気になる遮音性にも優れているのが特徴です。
耐用年数が長く、長期間安心して住んでいられます。
RC造は鉄筋の枠さえできれば、自由なデザインに建築できるのがポイントです。
SRC造は、RC造の構造に加えて、支柱として鉄骨を使っています。
RC造よりも耐震性に優れ、遮音性がとても高いのがメリットです。
生活騒音による近所トラブルを防ぎたい方は、SRC造がおすすめです。
また金属部分をコンクリートで覆うため、錆びを予防できることから、耐久性に優れています。
加えて耐火性もあり、長く住み続けたい方にも向いています。
S造は、使われている鉄骨の厚みによって、建物自体の大きさが違います。
マンションや高層ビルなどの大型の建物は、鉄骨の厚さが6mm以上あります。
一方で、一般的な住宅やアパートでは、鉄骨の厚さは6mm未満です。
RC造とSRC造よりも、建物自体の軽量化を測れて、家賃も安い傾向にあるのがメリットです。
鉄骨や鉄筋コンクリートで出来ているため耐震性が高く、RC造やSRC造ほどではありませんが、遮音性にも優れています。
まとめ
賃貸住宅を借りる際には、間取りや広さだけでなく、建物の構造もポイントになります。
自分が耐久性・耐震性・耐火性・遮音性・家賃の安さなど、どれを重視するか考えて部屋探しをしてみてください。
私たちオルテ地所開発株式会社は戸田市の不動産情報をご紹介しています。
賃貸物件をお探しの方は、お気軽にご相談ください!
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓